若者社員大工の彰太が多能工を目指して一ヶ月間の修行の旅へ
Vol. 3,679
おはようございます。
頑丈であったかい家を作るマクス
社長の鈴木です。
本日より会社は、8/16(月)まで
お盆休みとさせていただいております。
お盆なのに移動もはばかられる…
今年もキツイ夏ですね。
マクスのスタッフと協力業者の面々は
みな地元の人間ですが、
春から入社の社員大工の彰太は
新潟県出身。
やっぱりお盆は新潟に帰ってもらいました。
一人車で移動なので電車より今は安全。
家族が心配して待ってますしね。
何度かご紹介しておりますが、
只今マクスでは、富士宮市小泉にて、
【販売型モデルハウス小泉町家】
の工事に取り組んでおります。
そしてその工事は、
若手社員大工3名によって、
基礎からガッツリやっています。
うだるような暑さの中、
コンクリートは照り返しもありますから、
本当にキツイ作業ですが、
盆明け上棟が出来るように、
昨日のブログの様子を持って、無事準備完了。
せっかくだから、スタッフ皆で暑気払い!
といきたいところですが、若手大工3人だけで、
おつかれさん会&彰太壮行会
を行いました。
こんな時期ですから、
オレンジジュースで乾杯っ!
(康佑(左)完全に不満げ…)
彰太(写真右)が実家に帰省するから壮行会、
ではございません。
帰省した足でそのまま、
一ヶ月間の修行の旅に出発!
その壮行会です。
私は、「職人」というのは、
一生技術を磨き続けるスペシャリスト
であるべき、と思っています。
しかしながら同時に、
いろんな事ができる多能工
つまりゼネラリストという側面も、
時代のニーズだと感じています。
特に一般住宅のように狭い現場では
多くの職人が入ってグチャグチャになるより、
少ない職人が機能的に動いたほうが効率的。
そして色んな職種のことが分かる者は、
下地の段階から、
次の職人がいい仕事が出来るように
調整ができる。
この能力がとぉーっても、大切です。
彰太は5年間、
新潟の工務店で厳しい修行を積み、
今は30代40代の大工でも、出来る者が少ない
【手加工で家を建てるスキル】
をすでに有している、若いけど一人前の大工です。
※手加工とは…
ノミやノコギリで家が建つ状態に材木を加工する事
新潟県の技能五輪で準優勝を果たし、
大工技能士の一級の資格も持っています。
でもさらに、他の職種のことも学ぶことで、
大工としての知識もスキルアップするはず。
社員大工でありながら、
一ヶ月間の左官修行合宿を
すでに済ませた康佑と隆成の二人から、
「頑張ってこいよ!」
と熱いエールが…
と思ったら、
「彰太がいなくなったら
小泉モデルどうすればいいんだよぉ…」
「早く帰ってきてくれよぉ…」
ってコラコラ…
お前らっ!
気合い入れんかいっ!!!(笑)
まぁ、仲の良い三人。
3人共、
私からすると子供くらいの歳ですからね…。
これからも、愛のムチで
ビシビシしごかなくては…。
彰太、頑張れっ!!!
一回り大きくなって帰ってこいっ!!!
食事会のあと、家まで彰太に送ってもらい、
グータッチで別れましたが、
私だけ泣きそうになった、51歳の夜…。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。