家は通気をしっかり考えないと腐ります-1
雨の7月スタートですね。
雨の日はなんだか眠くなるのは私だけでしょうか…。
けれど、コーヒー飲んで、シャキっとがんばります!
というわけで、7月スタートは、富士市の二世帯住宅の新築住宅工事現場からです。
梅雨時のドヨーンとした空ですが、軒が深いので、雨に強いですよね。
日本の住宅は、梅雨と秋の長雨のために、深い軒が必須です。
木の外壁の施工がだいぶ進みました。
というか、ちょっと足りなかったので中断。
ウッドショックで高騰しているので頭が痛い…
けれど、やっぱりキレイです。
本物の自然素材の表情には癒やされます。
お施主様とDIY塗装した外壁。
施工してみると塗り残し多いな…
後で補修しないと(笑)。
さて、木の外壁で困るのは、
1. 火事で燃えたら怖い
2. 腐ったらどうしよう
この2大問題ですね。
燃えにくい、というのは、窯業系サイディングなどと同じ様に、防火の認定を取っている特別な材料だから、安心。
そうなると、腐る、ってのがもう一つの問題なのですが、この木はカナダの天然林(植林された人工林ではない)から伐採される樹齢200年とかの高樹齢材(オールドグロスと言います)のウエスタンレッドシーダーで、
日本でも昔から防腐剤として利用されていた柿渋と同じ成分の【タンニン】を豊富に含む、とても腐りにくい材料です。
※当然、カナダ政府が計画的に伐採しています
ただ、それでも条件が悪ければやはり腐るので、腐りにくいようにするため、
こんな具合に下地で空気が抜けるようになっています。
そしてその空気は…
ここに秘密がありまして、
ここ。
明日に続きます。
2021年07月01日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。