晴天率の高い静岡だからこそ大きなガラスで日射取得
本日は、もうすぐ完成見学会の、富士宮市の新築注文住宅の現場から。
「ふぃ~出来たぁ~」
と、画面右の方でひっそりと悦に入っている社員大工の宮崎が写っていますが、外構工事も進んできました。
南側の道路に面して駐車場が有り、駐車場と家との間には大きなウッドデッキがあります。
つまり、ウッドデッキは、そのままだと丸見え。
道路から丸見えのウッドデッキって、くつろげるかなぁ…?
と思うわけです。
「ウッドデッキって作ってもあんまり使われないですよね?」
というご質問を時々いただきますが、
そうじゃなくって、使えるウッドデッキになっていない、
ってことじゃないかと思います。
室内からこのウッドデッキを見ると、こんな感じ。
この方向が南。
昨日も書きましたが、雪で大変な思いをしている方々には申し訳ないくらい、
太陽サンサンでポッカポカ。
静岡県では静岡県の、設計手法があるはずです。
数字上は、窓は小さく、少なく、すればするほど、「断熱性能」は良くなりますが、静岡県では、
「断熱性能を示す数字にこだわりすぎるより、窓からの日射を優先すべき」
と考えています。
もちろん、窓の性能は、トリプルガラスの樹脂サッシという「高性能」が大前提じゃないと、数字上も体感上も寒くなっちゃいますけど。
で、新人社員大工、あ、今は新人社員左官の篠原康佑に、樹脂サッシを開けてもらいます。
2枚とも、戸箱の中に引き込まれる全開口サッシ。
ウッドデッキの終わりにはベンチ。
ベンチに座って室内側を向くことで、ウッドデッキがリビングと一体化します。
そのウッドデッキの背もたれが、冒頭のフェンスだったんですね。
つまり目隠し。
これで、道路からの視線を気にせずにくつろげます。
どれくらいくつろげるかは、実際に完成見学会にて。
2021年01月15日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。