コンクリートポンプ車
本日は富士市で進行中の新築注文住宅の現場からです。
鉄筋の配筋が終了、第三者機関の検査もパスし、この日は朝からコンクリートの打設です。
コンクリートが「生コン車(トラックミキサー車)」によって運ばれてくる前に、現場には「ポンプ車(コンクリートポンプ車)」がスタンバイ、打設準備です。
職人(通称:ポンプ屋さん)が行っているのは、ホッパー(正式には「ホッパ」らしい?)の内部にドロドロの柔らかいモルタルを練っているところ。
ポンプ車は文字通り、コンクリートをポンプで圧送するわけですが、最初にこのドロドロのモルタルを送ってやらないと、圧送するパイプが詰まってしまいます。
これがそのパイプ。
「もしパイプが途中で詰まったらどうするの?」
と聞くと、
「その時は地獄を見ます…」
とのことです。
もっとも、この鉄製のパイプは消耗品だそうで、内部をコンクリートの骨材の砕石がゴツゴツ当たるので、1年も使い続ければ穴が空いてしまうのだとか。
生コン車到着。
生コン車の運転手(オペレーター)がポンプ車のホッパーに生コンを流し込みます。
すると、ポンプ車のドラム内のローターが回転し、歯磨き粉のチューブをグニュッと押し出す要領で、コンクリートを圧送します。
スクイーズ式(絞り出し式)のポンプ車です。
で、離れた場所に、ホースの先からドボドボドボーっとコンクリートが出てきます。
一般の方はご存じないかもしれませんね。
でも、こうして家一軒建てるのにも、いろんな職種のいろんな職人が携わっているのです。
そんないろんな職人にフォーカスして、家づくりの意味や面白さをご紹介できたら…。
といつも考えております。
で、そんな一員にならないか!(笑)
2019年09月18日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。