上棟目前の大工たち
台風が去ったと思ったら北海道の地震。
自然というものは、人間の都合など全く考えてはくれませんね。
北海道には7年住んでおりましたし、友人や仕事でお世話になった方、知り合いの工務店や工場なども多いので心配です。
私達も、地震に備えなければなりませんね。
そして、今自分に出来る仕事を普通通り一生懸命やるのが、何かあった時の自分自身のスタンスだと思っております。
ですので、本日も現場ブログを。
上棟目前の富士市の新築注文住宅現場からです。
数日前から、天気が怪しい…。
延期か強行か、監督は悩む…。
上棟が延期されると、構造見学会も延期。私も、気が気でない…。
現場では、社員大工の丸山が桧の土台にアンカーボルト用の穴を開ける作業中。
桧の土台が緑色なのは、現場監督と社員大工でホウ酸処理を施したためです。
穴あけをしたら、またもとに戻して雨養生。
元に戻すのは基礎断熱の施工のため。
床ではなく、床下の基礎の部分で断熱、だから基礎断熱。
その基礎断熱の断熱材が大量に現場に来ています。
床下が室内空間になるので、外部から空気が侵入しない様に、気密性がある土台パッキンが施工されています。
このクッションを土台でギュッとはさみ、気密が取れます。
社員大工の菊池は、断熱材の施工精度を上げるために、はみ出したコンクリートをハツリ機で取っています。
先輩社員大工の丸山に怒られないように、丁寧に。
で、台風が…。
降ったりやんだりするたび、防犯カメラの映像を遠隔操作で確認。
きちっと養生がしてあるので無事でした。
この心がけに免じて、上棟では、どうか、雨、降らないで下さい…。
社員大工達が手加工した構造材による上棟、いよいよです。
その社員大工たちの、血と汗と涙の結晶、いよいよ今週末の構造見学会にてお披露目です。
まだまだご予約受付中です。
2018年09月06日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。