夏に一番過酷な職人
どんな仕事にも、その仕事なりの、大変さや難しさ、面白さや奥深さ、ってあるはずです。
工務店の仕事にも、測量・地盤改良・基礎・鉄筋・足場・大工・電気・水道・板金・左官・内装・設備・塗装・美装・造園などなど、色んな職種・職人が携わって、成り立ちます。
どの職人も自分のこだわりやクセがあったり、見ていて楽しいし、自分でも手を出してみて邪魔したり、ってあるのですが、私が個人的に、夏は、絶対、この仕事が一番きつい!と思っている職業が…
はぃ、アスファルトの舗装です。
中央で自らせっせと作業をしているのが吉岡社長っ!
実はマクスのお客様。
元々協力業者だった職人さんが家を建ててくれた、ではなく、家を建てさせてもらったお客さんの仕事が、たまたまアスファルト舗装だった、という経緯。
おつかれさまっす!
で、このアスファルト舗装が、何で一番きついと思うのか、と言えば…
はぃ、トラックで運ばれてきたアスファルトの材料を熱カメラで見ると分かります。
上の写真で指さしている、ダンプのバタ板。
右のメモリを見ると、65~70度はあります。
何故か???
アスファルトを均している風景を、熱カメラ画像を見ると、真っ白、80度を超えています。
アスファルトは、プラントで焼かれて、160度くらいで現場に運ばれてきます。
クソ暑い中、
お日様ギンギラギンの中、
道路からの強烈な照り返しの中、
眼の前に百何十度のアスファルトですよ???
いや、キッツイっすって。
まぢハンパねーっすって。
後半、水をまきながら転圧しているときでもご覧の通り。
炎天下で、更に、焼かれた鉄板の上で作業しているようなものです。
色んな仕事を知ってもらいたいと、設計の祭子ちゃんにも見学させました。
尊敬の眼差しで見つめられ、吉岡さんがいつもより張り切っている様に見えたのは私の気のせいでしょうか…。
みなさんも、車で走っている時、道路工事中で渋滞していても、
『ったく…』
ってうんざりするんじゃなくて、
『大変だな、ごくろうさま…』
って気持ち、持ちましょう。
だって、この作業する人、居なくなったら、私達、車、使えないんですから。
以下お知らせです。上棟…出来るかなぁ…、今のところ見学会は予定通りですが。
まだまだご予約受付中です。
2018年09月07日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。