雨と軒の出の関係
梅雨入りしたようですね。
昨日は雨、モデルハウスで打合わせでした。
上は、モデルハウス完成時の写真。
だいぶ茂った! 雨で気持ちよさそうです。
苔も喜んでます!
でもやっぱり、人間は濡れたくない…。
特に、帰ってきて玄関でビチョビチョ、なんてイヤですよね。
玄関ポーチは雨が降っても濡れずに傘を畳んで、雨を落として家に入れるのが理想です。
タイルも濡れないので滑って転ぶ心配もないし。
建物も、軒が深いと濡れません。
妻側(樋が無い側)は1m軒が出ているので、外壁も基礎も濡れていません。
当然、雨漏りリスクは激減。
外壁の持ちも、全然違ってきますね。
(過去ブログ:軒の出が少ない家がキケンなわけ)
ウッドデッキ側は、1.5m軒が出ています。
ウッドデッキも濡れていないのが分かります。
ご紹介した部分は、「全て」床面積には含まれないので、有っても無くても「延べ床面積」は変わりません。
だから、総工費で坪単価を出せば、「広いポーチを作るほど」「軒を深くするほど」坪単価は高くなります。
ですが、「持ち」が違ったらどうでしょう?
例えば、2,000万で30年持った→2,000÷30=66.7万
例えば、3,000万で45年持った→3,000÷45=66.7万
同じです。
でも、その間の快適性とメンテナンスにかかる費用は全然違います。
大事な視点だと思います。
2018年06月07日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。