熊本では、どれくらいの範囲が揺れたのか?
本日は相談会でもお話ししている内容でございます。
熊本地震が起きたとき、連日のマスコミの取材で、多くの建物が倒壊しているのを見るにつけ、疑問に思いませんでしたか?
『いったいこの被害は、どれくらいの範囲に及ぶんだろう?』
と言う疑問です。
倒壊のような甚大な被害は、特定の地域に集中しているのか、それとも想像が付かないくらい広いのか?
というのも、東日本大震災が起きた4日後、静岡県東部地震の際、富士市は震度5弱、富士宮市は震度6強。
だったのですが、富士市の南側のお客様や、沼津よりの東寄りのお客様に話を聞くと、
「え?そんなに揺れませんでしたよ…?」
反対に、同じ富士市ですが、富士宮に近いマクスも私の家も、恐ろしく揺れましたし、近所では瓦や壁の被害が多かったのです。
その疑問は、気象庁のホームページにありました。
ホーム > 防災情報 > 推計震度分布図、の順に進み、過去の地震を選ぶとデータを閲覧できます。
こちらが、今回の熊本地震の本震。
かなり広い範囲で、震度6強が観測されているのが分かります。
勝手に二次加工しちゃいますが、静岡県の大きさを当てはめてみると、
え?こんなに広い範囲で揺れたの???
と思いませんか?
ちなみに、同じ縮尺の静岡県東部地震。
やはり、震度6強は会社の近くのごく限られた部分。
『震度6って、まぁ、あんなもんでしょ』
なんて、絶っっっっっ対に!思っちゃダメ!ですよ、あのときの地震、多くの方にとっては震度6じゃなかったですから!
2016年06月15日
Post by 株式会社 macs
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。