構造計算をした鉄筋の配筋
現場監督ブログを見ると、「自分の家」を「自分で作るぞ!頑張るぞ!」と宣言しているので、こちらでもオープンにしてしまいますが、社員大工の菊池の実家の工事風景でございます。
三世帯同居の大人数ですので、大きな家になります。
いつもの30坪くらいの家だと、基礎は、内部の立ち上がりを出来るだけ無くす様に設計していますが、さすがにこれだけ大きくなると、内部に筋違がけっこう出てきて、どうしても立ち上がりが増えます。
写真を見ると、右と左で、鉄筋の配筋の仕方が違います。
立ち上がり部分も、地中梁(地面の中にある鉄筋コンクリートの梁)が有るところと無いところがあります。
熊本地震では、築後10年未満の築浅の住宅まで倒壊しています。
中には、長期優良住宅(耐震等級2相当)も倒壊しています。
「木造住宅は構造計算をしなくてもいーんじゃね?」
という法律があります。
が、やはり、キチンと構造計算をして、耐震等級3にして、家を建てないと、後から後悔しても遅いです。
それによって、コストが何百万も上がるわけじゃないんですから…。
2016年06月14日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。