薪ストーブの消耗部分
随分暖かくなってきましたね。
 でも、春は薪ストーブシーズン終了の季節。
 薪ストーブ病の人達は、寂しくなるシーズンでもあります。

こちら、我が家の薪ストーブ。
 ダッチウエストのリーンバーン燃焼方式のエンライトという機種。
 最近すこぶる調子が悪い。
バラして様子を見てみることに。
 下の図は、リーンバーン燃焼を説明しているダッチウエストのページより。

図で、再燃焼ボックス、とある部分。
 一枚目の写真が再燃焼ボックスの前にあるセラミックの部品です。
 乱暴な扱いで、割れてしまっています。
そのセラミックのパーツを取ると、

これが、再燃焼ボックス。
 あーボロボロです。
 この再燃焼ボックスは、石綿の様な素材?で出来ていて、もの凄く脆いです。
 燃焼でさらに脆くなりますが、この状態になると、手で触っただけでおそらく粉々になるので、もう取り出すことは不可能です。
今シーズン、この再燃焼ボックスは交換が必要です。
この様な状態になると、当初は空気の流入が多くなり、より激しく燃え、薪のもちが悪くなるだけですが、
 二次燃焼が上手くできないので、次第に煙突内にススが溜まりやすくなり、煙突が詰まってきて、燃焼が妨げられ、さらに二次燃焼が妨げられる→ススが溜まる…
 という、悪循環になります。
煙突が詰まると、煙道火災の原因になるので、もうこのままでは使用不可です。
薪ストーブは、この様に、機種によって、消耗品のパーツの過多があります。
 一般的には、ガスケットと呼ばれる、開閉部分にある気密を保持するパッキンが消耗品で、これは、どの薪ストーブでも同じです。
薪ストーブも、住宅と同じで、建てる時に安ければいい、のではなく、ランニングコストとアフターメンテが大事なのです。
無理矢理ですが、今週末は、そんな家づくりで大事な所を学ぶ勉強会です。
 今度の家づくり教室は、内容も大幅バージョンアップして、全力投球でしゃべりまくります!
 営業は致しません。でも、内容は絶対に満足保証です!ぜひ、ご参加下さいませ。
2014年03月31日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。
 
   
  







 
						 
					 
				 
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
							 
							 
							 
							 
						 
						 
						

