すごい防音工事 完成
年末に、防音室(音楽室)の工事の様子をご紹介させていただきました。
その時のブログ:「すごい防音工事」
その工事が無事完成したのでご紹介させていただきます。
こんな感じに仕上がりました。
写真ではギターしか有りませんが、ここに仲間の音楽家が集まってセッションをされます。
緑色のは、同じくマクスで製作した吸音パネルです。
音楽用語で、「音がデッド」な状態、逆に「ライブ」な状態とか言いますが、防音をしただけではいわゆるライブな状態になります。
これは、音が反響する状態で、手を叩くと、ビーンという感じでその音が反響します。
この状態は非常に耳障りで、音楽は出来ません。
たとえば完成した新築住宅。
家具もカーテンも何もない部屋は、音が反射響して、ライブな状態ですが、ベッドやカーテンなどを入れるとそれらが吸音材となって音の反射が抑えられます。
そのような状態を、ライブに対し、デッドと言います。
究極のデッドが、無響室で、手を叩いてもスカッという感じ。
これはこれで非常に気持ちが悪い。
反射と吸音の割合を、どれくらいがセッションに最適かを計算した上で、吸音パネルを設け、セッションの配置によってこのパネルの位置は変えられる様になっています。
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。