天竜美林の伐採&製材見学
ぎゃぁーっ!
と騒いでも喚いても
師走になってしまったようです。
腹をくくるしかありません。
今週も張り切って参りましょう!
先日、今度上棟のお施主様家族と一緒に
浜松の天竜の森に行って来ました。
「美林」と言えば、いままでも
和歌山の紀州材や、奈良の吉野材、
などの見学をアップさせていただきましたし
いくつかのお宅を
それらの良材で建てさせていただきました。
でも、ここは静岡ですから
補助金もあるし、地元の木も
ちゃんと見なければなりません。
「静岡県で一番」と言えば、やはり天竜。
と言うわけで早速…。
行ってきました。天竜の森へ。
案内していただいたのは
天竜の杉桧と生きるフジイチさん
という製材所の方々です。
本人の備忘録のために、入った山はこの辺り。
携帯のGPSで位置をチェックしました。
うす暗い山の中へ。
けっこうな斜面です。
「この木を今から伐採します」
と説明を受けます。
その前に、
天竜美林に負けない位のフジイチさんの
天竜美人スタッフから、
FSC
の説明を受けます。
FSCとは、森林管理協議会。
国際的な森林管理の認証を行う協議会で
要は、
このマークのある製品は違法伐採ではない
という証です。
70年以上生きてきた(伐採後数えました)
この杉の大木に、
感謝の気持ちを伝えましょう!
と、榊とお塩と洗米、
そして御神酒を子供達が捧げます。
そしてみんなで二礼二拍一礼。
娘も真剣です。
そして、いよいよチェーンソーが入ります。
くさびも打たせてもらいました。
そして…
バキバキ…
バリバリ…
ずどーん!
大迫力です。
ビデオも撮ったのでまたの機会に。
子供達は、切り口に手をやり
その瑞々しさに驚いていました。
「木は生きていた」
きっと、そう肌で感じてくれたと思います。
もっとも…
すぐに沢遊びで靴ビチョビチョですけど(笑)。
そして製材所に移動。
いやはや、
天竜材、なかなか良い材料です。
いい目のつまり具合です。
製材もしてもらいました。
工場の中の水銀灯の下なので
杉の美しい赤が表現し切れていませんが
とても綺麗な杉でした。
一緒に行ったお施主様のお嬢ちゃんより、
「大人たちの話は面白くなかったけど
自然を大切にしな
ってところだけ、わかったよ。
なんか木が好
お家できるの楽しみだね!」
と、帰宅後にコメントいただきました。
ふふふ…
おじちゃんの話は長くてくどいのさっ(笑)。
よーし、いいおうち作っちゃうぞぉ!
2013年12月02日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。