チェーンソーの混合油に関するニッチな情報
薪ストーブをこよなく愛し、
薪ストーブユーザーのために薪置き場を備え、
薪ストーブの煙突掃除にもチョコチョコと出かける酔狂な社長がいたりする、
そんなマクスでは、当然チェーンソーもよく使うし、壊れて買い換える事も多いのですが、
いままでは、もっぱらマキタ製を使っていました。
でも、
この片手用のエンジンチェーンソーは、とにかく軽くて使いやすいので、ドイツ製のスチールを使っていました。
ところが、いきなりコイツが壊れちゃいまして。
原因はエンジンの焼き付き。
ピストンが壊れて、もうおしゃか。
修理屋さんから「間違えてガソリン入れませんでした?」と聞かれたのですが、残っていた燃料を調べたらちゃんと混合油。
ちなみに、ご存じだと思いますが、草刈り機やチェーンソーは2サイクルなのでガソリンに潤滑油を混ぜた混合油じゃないとエンジンが焼き付いてしまいます。
混合油はオイル(潤滑油)の色で何となく分かりますが、微妙な場合、ペットボトルに20cc程取って、同量ほどの水を入れ、キャップをしてシェイクすると分かります。
ガソリンの場合は混じり合いませんが、混合油はオイルと水がくっついてドレッシング状に白濁します。
で、そんな風に調べた結果、間違ってない。
じゃあ何で焼き付いちゃったの?
と思ってメーカーに聞いたところ、草刈り機などで使われる1:25の混合油だと焼き付くことがあるので、スチールかハスクバーナ(スウェーデン)が出している粘度の低い専用オイルで1:50の混合油を作って、それを使用して下さいとのこと。
うーん、先に言ってよ。
(マニュアルに書いてあるかも…読んでないですゴメンナサイ)
というわけで、新しいチェーンソーを買って、専用オイル(写真)も買いました。
気になるのでマキタのカスタマーセンターで確認したところ、マキタのチェーンソーは草刈り機で使う普通の1:25の混合油を使って下さいとのことです。
専用オイルも一緒に入る箱を作る社員大工の丸山。
丸山はマキタのチェーンソーにガソリンを入れて壊したことがあります。
これは問答無用の不注意です。
「給料から天引きしたほうがいいね!」
と私の愛犬「びお」は申しております。
以上、もの凄くニッチな情報でした。
2013年05月22日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。