雨との追いかけっこの上棟無事終了
今年も残すところ、あと二週間!
現実から目を背けず(と自分に言い聞かせ…)、頑張って参りましょう。
そんな年末の吉日、本年作業の上棟作業でした。
敷地が広いので材料を目一杯広げての悠々作業。
何と恵まれた作業でしょう。
材料の中には、大工によってこんな特殊な加工が施された桧の柱が…。
一体何に使うのか?
ま、それは後のお楽しみと言うことで。
お楽しみと言えば、この日のお楽しみはこれ。
お昼にお施主様が呼んでいただいた、出前ラーメン屋さん。
う”ぅ…、良いかほりぃ…。
へいおまちっ!
寒い日に外で熱々のチャーハン&ラーメン。
たまりません。
幸せにお腹が膨れて、「午後も頑張るぞ!」と記念撮影。
午後に頑張らなければいけないのは、夜からの雨予報のためです。
一日で何とか屋根までまとめて養生がしたい、何としても!
みんなそんな同じ思い。
監督の勝亦も、屋根の一番高いところで頑張ります。
施工しているのは15ミリの杉の野地板。
最近の木造住宅は、耐震性を高めるために、野地板には基本的に合板しか使えなくなってしまった、と言っても過言ではないのですが、軒の高さで合板を用いて水平構面(つまり三階の床を作る様な感じ)とし、屋根面では野地板を使っています。
(杉の野地の下に、合板の水平構面が見えます)
この時期は冷酷なまでに日が落ちるのが早い…。
が、
下屋屋根も含め、無事、屋根養生にたどり着けました。
ラーメン効果もあり、午後は一切の休憩なし!のお陰。
でも誰一人、「一服したい」と言い出さず、作業の手を弛めなかった事に、感謝感謝です。
みんなの気持ちが一つになっているんだな…嬉しかったです。みんな有り難う。
さぁ、竣工まで、このまま一致団結して頑張りましょう!
お施主様、色々お気遣いいただきまして、本当に有り難うございました。
これからも宜しくお願い申し上げます!
2012年12月17日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。