びおハウスM ブログ上見学会
マクスと建築家の村松篤さんでコラボさせていただいた、「びおハウスM」。
無事完成見学会もお引き渡しも終わったので、私がアップを忘れない内に、ブログ上完成見学会です。
まずは、富士山をバックに記念撮影。
分譲地で、この写真を撮るところには家が建つので、もうこのアングルでは写真が撮れなくなります。
完成が間に合って良かった(笑)。
別アングルから。
特徴的なのは屋根。
スタイリッシュなフォルムです。
漆喰とガルバニウム鋼板とレッドシーダーの外壁のコントラストが素敵に仕上がりました。
玄関のアプローチは、車イスでも大丈夫なスロープ。
目隠しの格子の向こうには…
広いデッキが。
このデッキには、家を眺めるような位置にベンチを配置。
南側で太陽サンサンのデッキですが、夏にはベンチの後の桂の木が、近い将来心地良い影を作ってくれると思います。
このデッキを室内側から見るとこんな感じ。
約2m角の木製大型サッシは、ガラガラガラーっと全開口。
先ほどのベンチと合わせて、リビングとデッキがまさに一体化します。
こういう要の所にニトリのカーテン、じゃ寂しすぎますので、同じく一枚の大きな障子がスルスルスルと引き出てくるように設計。
障子を隠すための衝立壁には、テレビ配線を仕込んでテレビを壁掛けにしました。
リビングのキッチンはこんな感じです。
奥に見える格子の中には、床下エアコンが仕込んであります。
このおうちは断熱性をもの凄く上げているので、このエアコン一台だけで十分暖かいです。
二階へ行きましょう。
村松建築の影の主役、お年寄りでも手摺を持たずに昇降出来る緩やかな階段、を登った先の天井には、びおハウスMの大きな特徴の一つ、ヒートチムニーがあります。
真下から見上げてみましょう。
空が見えて気持ちーっ!
ここは、光と壁の通り道。
夏はここを開けておけば、暑苦しい空気は軽いので勝手に出て行きます。
雨センサー付きなので、雨が降ってくれば自動で閉まります。
このヒートチムニーの天窓のお陰で、暗くなりがちな北側のスペースも明るいです。
二階の、
寝室↑と、
将来三分割出来る子供部屋↑は、南側中央のベランダに繋がっており、
そのバルコニーの床はFRPの格子になっているので、一階のリビングにも太陽燦々です。
今回、村松篤さんとの仕事を通して、私自身、とっても勉強になりました。
細部へのこだわりが、家全体に及ぼす力、と言うんでしょうか、そんなところが全国の工務店から支持される所以なんでしょう。
この様な機会を与えていただいた、お施主さんと村松さんに、大感謝!
で、今回のブログ上見学会をしめたいと思います。
ありがとうございました。
2012年12月14日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。