薪ストーブが楽しい大屋根の家 上棟風景2
先日、富士宮市の新築住宅、めでたく上棟致しましたので、その風景を昨日に引き続き、三回に分けてご報告です。
「自然室温で暮らせる家を目指す【びおハウス】」がどの様に建てられてゆくか、是非ご覧下さい。
上棟作業が始まりました。
昨日ご紹介したホウ酸防腐防蟻剤で処理された緑の柱が見えます。
床下の土台・大引・根太も処理されています。
青い部分は基礎断熱材。
これは、構造見学会で是非ご覧下さい(告知は下にあります)。
木材は、天竜材。
県の補助金も受けられます。
この家で一番大きな梁を取付中。
実はこの梁は天竜の梁ではなく、米松です。
構造計算によって、この部分の梁は、杉では非現実的なくらい梁を大きくしなければいけなくなったので、ココは米松。
適材適所です(他は天竜杉)。
今回の建物で初めて使ったJパネル。
杉の三層積層材で、構造用面材でもあります。
物置内の床も兼ねるので、職人は靴下で施工。
施工する専用ビスも、そのまま見えるので、ピッチを計ってキレイに施工。
もう一つ今回の建物で初なのは、今まで私が設計した建物の中で、一番低い二階建てです。
職人と比べて、二階の高さがとても低いのが見て取れると思います。
これは、大屋根のこの建物のフォルムを美しくするため。
二階は寝室なので、低い天井は、かえって落ち着きます。
本当かどうかは構造見学会で(笑)。
マクスの上棟作業は社員・職人、皆で力を合わせて協力体制。
自分の現場ではない勝亦監督も、孫が居る年齢ながら、頑張って高いところに登っています。
水平構面を取るために、桁の高さでJパネルを組んでいるので、三階建ての床と同じように、足場は平らとなりました。
安全なので、お施主様にも登っていただき、棟木を収めて、目出度く上棟です。
お施主様の奥様に、
「社長が一緒に作業してるって知りませんでした。ブログに写った方が良いですよ。」
とアドバイスいただきましたので、お施主様と宮川監督とのスリーショットです。
お施主様、おめでとうございます!
うん、少々恰幅よすぎですね(笑)。
でも、薪の準備でかなりダイエットされたとか。
数年後、めっちゃスマートになっているはずです(失礼)。
監督の宮川と黄昏れるお施主様。
家を建てる実感が沸いてきていることでしょう。
明日は上棟作業の模様最終回です。
建物の高さを抑えた秘密とか、明日ご紹介致します。
で、百聞は一見に如かず。
【富士宮市 予約制構造見学会】のお知らせ
2014年09月18日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。