薪ストーブが楽しい大屋根の家 上棟風景3
先日、富士宮市の新築住宅、めでたく上棟致しましたので、その風景をご紹介。
三回シリーズ最終回です。
「自然室温で暮らせる家を目指す【びおハウス】」がどの様に建てられてゆくか、是非ご覧下さい。
棟が上がったら、あとは雨が降っても大丈夫なように、屋根を作るのに全力投球。
マクスの屋根は時間がかかります。
まずは恒例の木質繊維断熱材。
専門的に書けば、
熱抵抗値=0.24m(厚さ) ÷ 0.039W/mk(熱伝導率) =6.15W/k
静岡(?地域)の次世代断熱基準に求められる屋根の性能(4.6W/k)を、3割以上と、大きく上回ってます。
この性能値が、夏涼しく、冬暖かい家を作るのに大きな力を発揮します。
(熱容量が大きいので、実際にはこの数字以上の効果が期待出来ますが。)
ボソボソしているので、見た目があまり良くありませんが、出来るだけ隙間を作らないように、沢山充填できるように、毎回腐心する部分です。
断熱材は、水平な部分はその上に、勾配部分は垂木間とさらにその下に施工。
24cmの厚さには、お施主様も、お施主様のお父様も大喜びしていただきました。
屋根がまとまってきました。
立派な大屋根の完成です。
この大屋根のフォルムを美しくするために、階の高さをどこまで低くできるかが今回一番悩んだ部分です。
反対から見るとこんな感じ。
まだ全体像は分からないと思いますが、高さは我ながら狙い通りでした。
最後に雨仕舞のブルーシートをグルグル巻にして上棟作業完了。
軒がグッと深いのが良く分かると思います。
お施主様、この度はおめでとうございます。そして、上棟作業にご協力頂きありがとうございました。
竣工まで目一杯頑張りますので宜しくお願い申し上げます。
お施主様のご厚意で、このお宅の構造見学会を開催させて頂きます。
是非ご覧下さいませ。
予約制です。
【富士宮市 予約制構造見学会】のお知らせ
2014年09月19日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。