僕はなぜ家を作るんだ?-11 帰郷
Vol. 3,816
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
新年、あけまして
おめでとうございます!
本年もどうぞ
よろしくお願い申し上げます。
ブログのために
早起きして富士山の写真撮ってきました。
あ”~寒かった。
さて、新年一発目のブログは
今年の抱負を!
ってところなんでしょうけど
それは仕事が始まる日にまわすとして
昨年から持ち越している
「僕はなぜ家を作るんだ…?」
という内省を、年のはじめに
じっくりと、してみたいと思います。
前回、
楽しくやりがいのある仕事をやめて
水産から建築の道へ。
「親父の跡を継ごう…」
なぜそう決心したんだろう?
当時の気持ちを振り返る…
だったんですが。
うーん、正直、
「これだ!」という明快な答えはない。
ここであれば、カッコいいんだけど。
バブルが弾け、景気はどんどん悪くなる。
倒産や廃業のニュースも目立つ中
「長男の自分が
好きな事をしていていいのか?」
というのは、間違いなくあったし
一番大きな理由。
実際、親父は
「俺が一代で築いたこんないい会社を…」
と、きっと今でも思っているだろうけど、
実際には、
この時すでに経営的にはかなり危なかったし
今思い返すと恐ろしくなるくらいやばかった。
ただ…
やっぱり、それだけじゃぁ無かった…。
公務員、民間企業と仕事をしてみて、
「本当の仕事の意味」
というか
「自分が求める仕事の目的」
みたいなものを探していたのかな…?
と。
ええ、「今」思うと、ですけど。
自分のやった仕事で
「ありがとう!」
っていう言葉をもらいたい。
って、思ったんです。きっと。
それは、たぶん、
小さい時から親父を見ていて
親父とスタッフ、
親父とお客さん、
そんな会話の中から
「仕事ってこういうもの」
というのを子供心に感じていて
それが、
公務員時代、
そして大好きな魚と向き合っていた時、
「自分の本当にやりたい事ってこれ?」
という形のない疑問になっていった…
のではないだろうか?
なんとも歯切れが悪いですが
うん、そうなんだろうな…。
中学生の時に離婚して再婚をした親父。
僕は大学に行くまで
お袋と妹たちと暮らしていたので
「親父の跡を継ごうと思う」
というのは、お袋には話をすることに。
「あんたは公務員やサラリーマンじゃ
いつか『物足りない』って
思うんじゃないか…と思ってた。」
お袋もそう言うくらいじゃ
やっぱりそうだったのかも。
こうして、親父の跡を継ごうと決意。
退社希望を上司に伝えました。
「そうかぁー!」
役員室で話を聞いていただいたときの
あの時の上司の声は今でも鮮明に覚えているし
最後の送別会の夜
酔っ払った上司が
「ガンバレよこのボケェー!」
と痛いくらい手を握ってくださったことも
20年以上経った今でも
昨日のことの様に思い出せる。
お世話になった上司には
大変に不義理なことをしてしまう結果に
なってしまったわけですが
ただ、
もし大学を卒業して
いきなり親父の跡を継いでいたならば
間違いなく会社を途中で潰していたはず。
それは今でも強く感じています。
今でも、心から感謝しております。
前回、漫画でいじってすみません…。
続く…
2022年01月01日
Post by 株式会社 macs
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毎日毎日コツコツとブログを書き綴っております。皆さんの為になることから、ならないことまで(?)幅広い内容ですので、きっとお家づくりのお役に立てるはずです!
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