棟換気とは
沼津市の大屋根の家、工事現場からです。
ガルバリウム鋼板の屋根です。
屋根の上に登らないと見えない部分なので、お施主様も見ることのない部分をご紹介します。
上の写真で指している部分、
「棟換気」
と呼ばれるものです。
近寄ってみると…
こんな感じ。
ガルバリウム鋼板の裏側に設けた通気層の空気が、ここから抜けるようになっています。
空気が抜けるとどんないいことがあるのか?
1.
夏、屋根はものすごく熱くなりますが、屋根直下の空気を外部に排出してしまうことで、室内に伝わってくる熱を大幅に軽減します。
2.
屋根面に溜まりがちな湿気を排出して、カビや腐朽菌を抑制するので、建物の耐久性向上に大きく寄与します。
※
ただし、防水面(ルーフィング)に透湿性がないと、湿気を逃がす効果は期待できません。
棟換気が、かなり大事なパーツであることはお分かりいただけたと思いますが、以前、工場見学をさせてもらった時に、この棟換気の内部パーツを見たことがあります。
湿気は逃がすけど、雨は絶対に入れちゃだめなので、中は結構複雑。
この構造のおかげで、
こんな感じで、熱と湿気を逃します。
2020年02月21日
Post by 株式会社 macs
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鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
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