大工の技を社員大工間で伝承
富士市の新築注文住宅工事の進捗です。
自然室温で暮らせることを目指す『びおハウス』です。
連投になってしまいますが、本日も引き続き、社員大工による手きざみ加工の様子をご紹介します。
怖い顔でプレッシャーをかける先輩社員大工の丸山と、ビビって冷や汗をかきながら作業をする後輩社員大工の菊池。
富士市の新築注文住宅では、三人の社員大工の手による手キザミによって構造材が加工されています。
手キザミが始めての菊池は、常に先輩社員大工の丸山と宮崎から監視されつつ、仕事を続けています。
時々先輩大工から厳しいチェックが入ります。
時代が違うので、グーやパーで熱血指導、とかはありませんが、グーやパーで育った丸山と宮崎からすると、ついつい、「昔はなぁ~!」となります。
オッサンのサガです(笑)。
社員大工の菊池も、休憩時間に本を読みながら勉強。
【金輪継(かなわつぎ)】という大工の継手の中では、実際に使う継手では最難関クラス。
暗くなってから一人で居残り自主練をしています。
始めてで、ピタッとくっつけるのは難しいのです(笑)。
金輪など出来なくても、現代では大工として食って行けますが、電動工具さえあればノミなど要らない大工ばかりじゃぁ…やっぱりちょっと寂しい。
社員大工としての気概を持ち、奮闘努力してくれることを期待します。
頑張れ菊池っ!
2018年07月27日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。