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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

リノベーションと耐震性

昨日に引き続き、リノベーションのお話です。
富士市で、大きなお宅のリノベーション工事が始まっております。

それにしても大きな家だ…。

けど、このアングル、何か感じません???

反対側から写真撮ると、こんな感じなんですけど。

そう、昨日も書きましたが、二間続きの和室がある西側と、生活空間だった東側(先程の写真)で、柱の配置(本数)が極端に違います。

西側は柱と壁が無い大空間、東側は柱の森、と言った感じ。
当然、地震に耐える壁:耐力壁の配置バランスも悪い…。

ただ、それは当時そのようなしっかりした考え方がなかった点が大きいので、責めてはいけない。
むしろ、仕事の丁寧さに拍手。
どこも、ぴたっとくっついています。

かなり腕のいい大工による仕事ですね。
将来「何だこの仕事?」なんて笑われるような仕事は、本当に恥ずかしい。
絶対にそんな仕事はしちゃいけませんね。

内部は、解体業者者と大工の手によって作業がなされましたが、上の写真の黄色で囲った部分、柱の反対側の筋違(筋交い・すじかい)の根本を見ると、何か貼られてた跡が分かりますか?

これは、大工が取ったものなんですが、上の方は工事の邪魔にはならないのでそのまま付けてあります。

はいこれ。
そう、鉄板が付けてあったんです。

筋違が地震の時に外れないように、補強してあった、というわけですね。
年代的に、釘でペッと留めてあるだけ、という現場も多い中、とても丁寧な仕事です。

ですが残念ながら、これでは大地震のときにはほとんど効果は発揮しません。
筋違は簡単に外れてしまうでしょう。

もちろん、このあと、大工が専用の筋違金物を取り付けます。

そして、間取り変更のために、柱を抜く箇所は梁で補強…、そんな耐震工事が、リノベーションの最初の関門になります。

リノベーションで抜本的な耐震工事をしないことが、いかに的はずれなことか、お分かりいただけましたでしょうか?

 

そもそも、こういった、将来に住まい手の家族構成や生活スタイルは、必ず変わるわけですが、その時に柔軟に対応できる間取りとそうでない間取りがあります。

キーワードは「スケルトン&インフィル」という考え方です。
間取りそのものにも、「耐久性」を持たせなければならないわけです。

この辺は、週末の勉強会でもしっかりお話させていただきます。
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2017年04月12日

Post by 株式会社 macs

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

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