富士市のリノベーション現場です。

耐震工事も一段落し、新しい間仕切りも出来てきました。
本日は、先日少しご紹介した、セルロースファイバー断熱の施工風景を、動画を交えてご紹介させていただきます。

なるべく躍動感がある写真を選びました（笑）。
職人が、ホースを持って、小さく開けた穴から、セルロースファイバーを吹き込んでいます。

吹き込んでいる材料はこんな感じ。
富士市と言えば製紙の町。
セルロースファイバーも、製紙工場で作られてます。

古新聞を、ホコリ状まで細かくし、難燃処理と防虫処理と撥水処理がなされています。

これを、トラックに積まれたミキサーでほぐして、空気で圧送します。

こんなものです。
写真で見るより実物は、細かく、もろく、軽いです。
ホコリの塊のようです。

では、動画で施工の様子を見てみましょう。

新築では、木質繊維断熱材を使っていますが、セルロースも、原料はチップなので、同じ木質繊維系ですね。
湿気の吸放出性や防音性は、同じような性質を持ちます。

大事なのは密度。
最終的な施工密度が50kg/m3くらいになる、とのメーカー談で、実際、施工後のパンパン具合から見て、それくらい入ってそうだな、と思いましたが、施工者の技術力というか、性格にも、かなり左右されそうだな、とも思いました。

ま、これは、どんな材料を使っても同じで、現場監理は大切、ということで。

お知らせです。
今週末は富士市で新築住宅の完成見学会。ぜひ下記よりご予約くださいませ。

【富士市】自然素材のコンパクト・エコハウス 完成見学会　12/12・13


【富士市】構造見学会（パッシブソーラー体感会）

?