災害関連死と耐震性の関係
能登地震でお亡くなりになった方
の中で災害関連死とされる方が
地震の直接死を超え
さらに熊本地震の関連死をも
超えたのだそうです
そもそも地震の災害関連死とは?
そして家づくりで教訓にすべき
点は何なのか?
本日は真剣に考えてみましょう
2024.11.26 Vol. 4,882
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
災害関連死とは、災害そのもの
ではなく避難生活以降に災害に
関連して死亡することを言います
以前富士市の市民大学で受講した
ダイバーシティー研究所代表理事の
田村太郎氏による
誰も排除されない災害対応について
と言うお話より下記の表をご覧下さい
熊本地震では、地震そのものでの
死者は50人だったのに対し
その後の避難生活において181人が
お亡くなりになっています
能登地震での災害関連死が235人
建物倒壊などによる
直接の死者である227人も
熊本地震の関連死の231人も
抜いてしまったということです
なぜ、地震を免れたのに
避難生活で亡くなってしまうのか?
想像をしてみるとわかります
体育館や集会所での避難生活
↓
トイレは不衛生極まります
↓
暗いし汚いし行きたくない
↓
水分摂取を控える
↓
・誤嚥(ごえん)による肺炎
・血栓が出来やすく脳梗塞や
心筋梗塞になりやすい
・喉の粘膜の乾燥でウイルスや細菌
への抵抗力が低下し
インフルやコロナになる
ということです
大地震が来て、水も電気も
止まってしまった…
でも、家が無事ならば
自宅で避難生活を送りながら
支給される救援物資だけ
避難所に取りに行ける
これは災害関連死を避ける
非常に重要な要因のはずです
国民の生命を守るという意味でも
「平屋と2階建ての木造住宅は
構造計算をしなくてもいい」
などという時代錯誤の法律は
一刻も早く 改正すべき です
能登地震は元日に起きました
だれが1月1日に大地震が起きる
などと想像したでしょう
ですが、地震はそんなこと
考えてはくれません
東日本大震災では冬に長期間停電
したことは記憶に新しいですが
断熱性が高い住宅ほど
暖房なしでも室温が高く
つらい寒さが軽減されたことが
明らかになっています
地震に負けない耐震性の高い家
少しのエネルギーで暖かい
断熱性のすごく高い家
これらは家族の命を守ることに
直結します
宣伝ぽくなって恐縮ですが
今度の見学会のお宅でも
リノベーションから建替えに
お施主様が方向転換を決断
されたのはこの耐震性と断熱性
が大きかったのです
そのお気持ちにマクスがどう
考えて建てさせていただいたのか
ぜひ、完成見学会でご体感下さい
2024年11月26日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。