神戸モダン建築祭でヨドコウ迎賓館のガイドツアーに参加しました
神戸モダン建築祭なるイベント
を知り、その中に
「ヨドコウ迎賓館ガイドツアー」
という有料のオプションに応募
見事当選!
ということで本日は
ルームツアー番外編です
2024.11.24 Vol. 4,880
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)
は、世界三大近代建築家の一人
フランク・ロイド・ライトの設計
国の重要文化財です
ライトと言えば旧帝国ホテルの
設計者として有名
旧帝国ホテルは玄関部分のみが
愛知県犬山市の明治村に
移築されていますが
低く抑えられた車寄せと玄関や
幾何学模様が彫刻が施された
大谷石は、帝国ホテルを
彷彿とさせますね
低い玄関から
天井の高い明るく開放的な応接間
(でも窓際はやっぱり低い)
この空間的なメリハリも
帝国ホテルに感じるあの素敵さ
シカゴウィンドウの前のソファは
重要文化財なので座れませんが
今回は特別に許可を得て
座ることができました ラッキー
築百年で当時の図面も残っておらず
ライトがアメリカに帰ってからの
工事であるため、弟子の遠藤新らが
手掛けた部分も多いと言われており
特に和室はライトの意向がどこまで
入っていたかはわかりませんが
洋風なのに伝統的な和をも感じる
床の間が、個人的には衝撃でした
指差す部分の「たたら束」は
そう来たかぁ〜!って感じ
(動画だとよくわかります)
ライトが手掛けた住宅で
ここまで状態が良いものは
日本には他にありません
それでも、所有者が変わりつつ
取り壊し計画を乗り越え
3度の大改修を経て
現在に至るそうです
百年という時間を愛され続ける
ということが、いかに難しいか
柔らかく風化しやすい大谷石は
あちこち補修されていました
そこまで予算をかけてでも
残してゆきたい建物か
ということなんでしょうね
そんな素敵な建物の内部を
動画でご覧ください
(撮影・投稿可とのことでした)
スマホで画面が乱れる方は
こちらのページでどうぞ。
いかがでしたでしょうか?
そして今度の土曜日は
ライトの足元にも及びませんが
ライトと同じように
末永く愛される建物であって
ほしいという気持ちで作りました
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。