建築家と設計事務所と工務店の違い
昨日は雨の中、OB様宅メンテ訪問
今年の無料メンテナンス訪問も
無事、全部のお宅が終了し
ホット一安心です
本日は日曜ですし
ホッとしたついでに
ユルユルのミニ建物探訪です
2024.11.3 Vol. 4,859
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
岐阜への出張記を先日書かせて
いただきましたが
同業のお仕事の見学の合間に
有名建築家の建物も
ちょこっと覗いてきました
こちらは建築家の伊東豊雄の
ぎふメディアコスモス
内部は「うわぁ~」って感じです
せんだいメディアテーク
でもそうですけど
「よくこんなの考えつくなあ」
としか思えません
そして
うーわ、こんなの絶対に
工事したくね…とも(苦笑)
こんな波打った形状を寸分違えず
施工するのがいかに大変か
実務者なら誰でも分かりますから
もちろん、だからこそ
「建築の力」を感じるわけです
伊東豊雄といえば
隈研吾と新国立競技場の2回目の
コンペが競われたことは
一般の方でも覚えておられる
のではないでしょうか?
コストや法的に無理だとなって
流れた一回目のザハ案を
やっぱり見てみたかったなぁ
というのも「建築の力」です
「こんなの出来るの?」って
建築家はそれに挑戦する運命
なんでしょうね
人と同じことやってたら
建築家の意味がないですから
とことん個性でとんがる
反対に工務店は
何度も何度も同じことを繰り返し
いかに「用の美」を追求するか
それが工務店の在り方だと
信じております
新国立競技場で採用された
隈研吾の全国の建築には
「もう腐っちゃってどうするの?」
と批判されてる所が多いですが
建築家に頼むって
そう言うことですよ?
悪口ではなく
誰も見たことがない美
を追求するなら
それぐらいの覚悟を持たないとね
ってことです
昨日のメンテナンスでは
「実家で雨漏りしてるんで
そっちも見てもらえますか?」
とのことで急遽屋根裏へ
あちゃぁ…
これは昨日今日の雨漏りじゃぁ
ございませんねぇ
まぁ、大工さんが建てて
40年50年と経てば
建てた大工さんは
死んじゃってるし…
やはり、工務店は
目立ちたがりのデザインはダメ
長く愛されるデザインを旨とし
それを責任を持って
守り続けるべし!
ですね
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。