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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

僕はなぜ家を作るんだ?-09 失望

Vol. 3,803

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。

 

本日は、過去の自分を振り返って
なぜ「家を建てる仕事」
を生業にしてるのか?

を考えるシリーズ、行きます。

 

北海道での公務員生活は
サケ・マスをもっと増やして
漁業関係者のみならず
大好きな北海道が元気になる!

 

そんな仕事なので
とても有意義で
やりがいのあるものでした。
カッチンコッチンになったりはしたけど。)

 

けれど…
なにかが足りない。

 

国家公務員はⅠ種・Ⅱ種・Ⅲ種
と別れているのを
ご存じの方は多いかと思います。

詳しく覚えていないんですが
当時確か「Ⅱ種相当」
って変な立場でした。

 

Ⅰ種とⅡ種というと
踊る大捜査線で言えば
柳葉哲郎と織田裕二

そう言えばわかりやすいですね。

Ⅰ種はいわゆるキャリア官僚
ってやつです。

 

このまま公務員を続けるなら
Ⅰ種に挑戦しよう!

そう思って
夜な夜な勉強をしました。

 

が、まぁこの試験、
尋常じゃなく試験範囲が広く
しかも難しい。

 

まぁ
そういう難しい試験を通ってきた
「選ばれた人」だからこそ
日本の舵取りを
任せられるんでしょうね。

 

一年目の試験は全く歯が立たず。

二年目
なんとか一次試験をパスすると
「霞が関の省庁見学に来い」
と通知が来ます。

これ、
見学に行く行かないは
二次試験の合否に関係ない
「らしい」のですが

それは受験生の立場からすると
「本当に行かなくてもいいの?」
ってなりますよね。

なので北海道から霞が関へ
出かけてゆきます。

完全にお上りさん。

 

でも…

いくら若造だからって…
いくら仕事が忙しいからって…

「来いって言われて来てる
 んだから
 そんな態度すること
 ないじゃんよぉ…」

って感じ。

 

まぁ、横柄っていうか

「北大ごときが何しに来た?
 さっさと帰れ」

って雰囲気。
(あくまで個人の主観ですけど…)

べーだ!バーカバーカ!
キャリア官僚なんか
なってやるもんか!

って思いましたけど
実際には
二次試験は難しすぎて
チンプンカンプンでした。

もちろん落ちた…(涙)。

 

ただ、試験に落ちた負け惜しみ
ではないんですが
公務員というものが
なんだかものすごく
嫌になってしまったのも事実。

 

北海道で仕事で関係する漁協
の人なんかは
反対に「若造」なのに
やたらチヤホヤしてくださる。
(これはこれで、嫌だった…)

 

結局そこには「自分」の
アイデンティティー
などはなく
ただ「肩書」があるだけ。

公務員だからエラい…的な。

 

そう気付いてしまった…
んですね。

 

爺さんが社長、その孫。
親が社長、その息子。

ただそれだけで
仕事の利害関係にある人は
どんな馬鹿なガキでも
チヤホヤしてくれる。

それと同じだよな…って。

 

もちろん、公務員=悪
なんて
微塵も思っていないですよ。

けれど、まぁどんな仕事でも
勘違いしている人はいるわけで…

 

家を建てる時に
建築基準法や都市計画法
様々な法律をクリアしないと
建てられません。

担当部署の市役所の人には
「どうやったら建てられるか?」
と親身になってくれる方
もいらっしゃれば、

『あんた、家を建てるのを
 邪魔したいわけ???』
という、すっごく嫌な人も居る。

川を横切って渡る=川を横断する

敷地に入る際に
水路を斜めに通る

「これって横断じゃないから
 縦断ですよね?」

横断じゃなくて縦断だから
 ダメですね…」

って…

はぁ???


※良い子のみんなは、こういう暴言を吐く醜い大人になっちゃダメだよ

と殺意に似たものを覚える人も
中には…。

 

 

と、話が脱線して今の仕事の
愚痴になっちゃいましたが、

結局、こういうごく一部の
勘違いした人が
全体の印象を
悪くしちゃうんですよね…。

 

とにかく、なんか
公務員が嫌になってしまった。

すごくやりがいを
感じていたのに
その分、自分の仕事が急に
意味のない仕事に
思えてしまったのです。

 

「仕事って
 なんだ…?」

 

大学の研究室の教授に
相談をすると

「民間でこんな面白い
 会社があるよ?」

と教えて下さいました。

そこは、池井戸潤の
「下町ロケット」のロケ
をやるような
面白い会社だったのです。

 

続く

2021年12月19日

Post by 株式会社 macs

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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