パッシブソーラーは「空気のような存在」ってどういう意味か
Vol. 3,664
おはようございます。
丈夫であったかい家を作るマクス、
社長の鈴木です。
私としては、ソフト金!くらい明るいニュース。
富士市でも昨日より、
59歳以下に順次接種券の発送を始めたそうです。
来月中には50代に配り終えるそうで。
楽しみです。
知らない間に、ちゃぁーんと誰かが、
お仕事してくださっているわけですね。
文句ばっかりで何もしない誰かさんとは大違い。
緊急事態宣言中にセクシーキャバクラ行ったり、
今度は
「50歳が14歳と性交したら
同意があっても捕まるのはおかしい」
って発言したり…。
恥を知りなさいっ!
特定政党を応援も批判もしていませんが、
こういう人が政治家とは本当にがっかり。
人知れずコツコツ働いている人が、
確実に報われる社会てあって欲しい。
本日は、そんな、
「知らないうちに」
「人知れず」
ってお話です。
写真は、
函南町の新築注文住宅の現場からです。
深い軒。
壁の中心からトイの先端まで、
1.4mあります。
これくらい軒が出ていれば、
普通の雨では、雨が吹っ掛けることはありません。
先日もご紹介しましたが、
「日本の夏の住宅には深い軒」
ってすごく大事なんです。
その軒と壁の付け根を見てみると…
空気の入口があります。
そして屋根に登って…。
まだ屋根の工事中ですが、
ちょうど見えます。
空気の出口。
空気は、入口と出口があって初めて動きます。
空気が動けば【熱】と【湿気】を逃してくれます。
これも、住宅にとってすごく大事な部分。
そして、
本日のテーマ「空気のような…」。
屋根が葺かれる前に時計を戻します。
準備されているこの箱。
これが、先程の写真のガラスの箱。
裏側には…
穴が開けられるところがあり、
断熱のダクトを伝わって、
こんな感じに床下まで空気が運ばれます。
床下に小さな換気扇がついていて、
それで空気を引っ張ります。
今の時期、
日中は動きません。
でも夜になると、
「放射冷却」が起きて、
屋根で乾いた冷たい空気ができます。
これを、床下に運ぶ。
冬は分かりやすいですね。
日中、温めた空気を床下に運びます。
ほんの少しの電気、
具体的には月にジュース1本くらいで、
冬はなんとなく暖かい、
夏はなんとなく涼しい、
そんなことをやってくれるのが、
この「パッシブソーラーシステム」です。
コロナで出来ていませんが、
「オーナーさん宅訪問会」にて、
このパッシブソーラーについて質問されたご主人が、
こうおっしゃいました。
「音もしないので、
動いているか気にもなりません。
意識しません。
でも、夏は、
帰宅時に締め切っててもモワッとしない。
冬に帰宅すると、暖房していないのに、
なんだか家があったかい。
そんなとき、あ、働いてるんだな、
と意識します。
空気のような存在ですね。」
とのことでした。
100点満点の解説ですね(笑)。
そう、このパッシブソーラーシステムは、
知らない間に、お仕事してくれている、
そんな空気のようなシステムです。
空気ですけどね…。
そんなパッシブソーラー搭載のお宅の
完成見学会はもうすぐです!
2021年07月28日
Post by 株式会社 macs
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。