なんてもったいないことを…
Vol. 3,661
おはようございます
丈夫であったかい家を作るマクス
社長の鈴木です
内村航平
身内でも知り合いでもないけれど
どんなに悔しいだろう…
なんだか自分のことのように辛い
でもここまで来ること自体が
とてつもなく素晴らしいことなんですから
胸を張ってほしいですね
自分のことでもないのに悔しい…
今日はそんなお話です
昨日のブログで
大工がヒノキの材料を加工していましたが
木には「節」があります
これが自然
木 だもの
節のない材料って
たまたま出来るのか?
いえいえ
手間ひまかけて
「作る」のです
切り株を見ると
年輪
ってありますよね?
あれは
成長が遅い寒い時期と
成長の早い暖かい時期の違いから
層が出来て
あの様に見えます
だから
年輪を数えるとその木の樹齢が分かる
では問題です!
新しい年輪
つまり一年歳を取ると
年輪は
内側(つまり中心)にできる
のでしょうか?
それとも
外側に外側にと 新しい年輪は出来る?
答えは
「外側」
です
年輪の中心は赤ちゃんだった頃のものです
外側ほど新しい目
木には枝が生えていますね
枝の部分が「節」になります
節の無い材料を作るには
「枝打ち」
と言って枝を切って幹だけにしてあげます
すると
新しい目が外側に外側に
と出来るので
枝を切った節は
何年もすると新しい層に覆われて見えなくなります
こうして
節のない材料を作ります
手間隙かかってるんです
当然
節のない材料は高いです
和室に使う材料は
節なんかあったらダメですから
「造作材」
と言って全て節のない材料で作ります
だから高いんです
先日 材木屋に務める前職の後輩と
「ウッドショック」
について話をしていました
木材価格が倍!
信じられない価格になっています
で さらに信じられないことを聞きました
在庫していた節のない和室用の柱を
節のある普通の柱の価格が抜いてしまい
造作用の柱を
洋間しかない家の柱
全てに使って建てた
とのこと
つまり壁に隠れて見えなくなる柱に
節のない綺麗な和室用の柱(在庫)
を使ったほうが安い?!
という謎な現象が起きるほど
木材価格が暴騰しています
もったねぇーっ!!!
ほんと
今回のウッドショック
どうなることやら…
でも
そもそもですが
最近の日本の住宅 長持ちしなさすぎ
作ったは良いけど
すぐ劣化してくる
「どうせ長持ちしないからお金かけて直しても…」
とお手入れしない悪循環
建てる時の建築費の「やすさ」
しか考えないと
あとで長持ちしない家になっちゃいます
これが一番 もったいない
外壁で一番使われている窯業系サイディング
会社の外壁でも
【悩ましきサイディング補修】
でご紹介しましたが
定期的に塗っていても
30年とか持たせるのは大変です
建てる時のコストだけでなく
【建ててからのメンテナンス費】
そして それだけじゃなく
【建ててからの光熱費】
さらに
【何年間 安心・安全・快適に住めるか?】
を真剣に考えた家づくりをしないとダメです
そんな家づくりは完成見学会にて!
ご予約埋まってきましたのでお早めに!
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。