手書きのほうが思いが伝わる
Vol. 3,648
おはようございます
丈夫であったかい家を作るマクス
社長の鈴木です
でも今日は
家じゃなくてお店(店舗)を作る話
私は一級建築士ですが
図面を書く時はPCです
昨日は手描きボツ案を
恥ずかしながらご紹介しましたが
今も 最初のプレゼンは手で描いてます。
技術の進歩は凄まじく
最近では手書きでだいたいの間取りを書いて
スキャンして読み込むと
あっ!
という間に
内観・外観の3D画像が出来上がる
そんなソフトが売られています
何百万もするけど
パステル風とか
写実風とか
手書き風とか
いろんなタッチで出力してくれます
図面だって書いてくれますよ
建築士なんて要らないかも…
実際、
ハウスメーカーや 少なくない会社が
【営業マン】が
間取りをヒヤリングしてプランを作る
ってやってます
その営業マンが建築士の資格持ってれば別ですけど
ご存知ですか?
そうでなければ、立派な法律違反
ですから
仕事としてプランを作ってお客様に見せたら
れっきとした
意匠設計
ですから【建築士の資格】 必要です!
建築士の資格持ってなかったら
建築士法違反です。
話がそれましたが
パソコンで ちゃちゃっと出来るなら
そのほうが楽に決まってる
けど!
プリンターが ちゃちゃっと書いたもの
と
自分の手で描いたもの
って
何かが違う はずなんです。
その何かは きっと 想い
良いものを作りたい
夢や希望を膨らませて喜んでもらいたい
そんな 真摯な気持ち
以前ブログで
【10年前のケヤキの大梁】
というタイトルでUPしましたが
その中で「某店舗の新築工事」としてました
正式リリースされたので
ご紹介しても大丈夫でしょう
富士宮市の
布屋呉服店様
新店舗の新築工事です
実は布屋呉服店の現社長は私の叔母
「お客様にお知らせを出すのに使うので
ちゃちゃっと絵を描いてちょうだい」
と。
『簡単に言うな…』
『普通は お金出して
専門のデザイナーに描いてもらうんだぞ…』
と思いつつ
叔母の頼みなので仕方ない…
深夜までかかって
はぃ、完成
ちゃちゃっとね(って出来るかぁ!)
日本の近代建築の父【吉村順三】は
「建築家じゃなかったら画家で成功していただろう」
と言われますが
私は画家じゃぁないっす
優しい目で見てほしいですけど「想い」はね
こめて、描かせていただきました。
叔母夫婦には子供がなく
私は小さい頃から何かとお世話になりました
ところが前社長である義理の叔父はある日急逝
その時
「なんか恩返ししとくんだったなぁ…」
と後悔したものです
全力で新しいお店作るから見守っててください
そんな想いは天国に届くと信じて。
2021年07月12日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。