造作家具のメリット
今週は6月スタートかと思ったら、まだ5月が一日残っていた、ラッキー!
あ、ニュースレターの間違え探しの答えは月末にしているのに、金曜にフライングしてしまった…。
さて、そんなわけで新しい月、のような気持ちで、今週もスタートです。
本日は富士市の新築注文住宅の現場から。
こちらは寝室。
なにやら「ついたて」のようなものを作り、大工がしゃがんで何かやってますね。
手元を見ると、ん?床に謎の物体が刺さっている…。
隣には、溝を付いた杉の集成パネルがあります。
その溝にボンドが塗られ…
よいしょ!っと。
そうです。
ここには、寝室の奥のウォークインクローゼットが設けられているのですが、謎の物体は通称「ビスケット」と呼ぶもので、これで杉の集成パネルを固定しています。
ビスケットは熱処理された硬い木で、木工用ボンドの水分で膨れると、床とパネルがしっかり固定されます。
ウォークインクローゼットの通気性を良くするため、上部が開放しているので、このパネルを下地無しで固定する技です。
杉のパネルが、クローゼットの壁「兼」間仕切り壁になります。
こうすることで、1ミリも空間を無駄にすることなく収納を作ることが出来ます。
この様に、造作家具のメリットは、
・思い通りにジャストサイズで作れること
・地震で倒れるようなことがないこと
です。
最近は収納の施工図も、設計担当の祭ちゃんに書いてもらうようになりましたが、実際の施工を見て感動していました(笑)。
これからは、家具の設計も違ってくるはず。
やはり、百聞は一見にしかずですね。
百聞は一見にしかず、と言えば、今度の日曜日は「素材の選び方教室」。
「もし、無垢の床にお醤油こぼしちゃったら…?」
皆さんどうしますか?
はぃ、その答えは、「百聞は一見にしかず」です。
実演しますので、目の前で見てみましょう。
下記より、まだご予約受付中でございますよ~。
2021年05月31日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。