階段と薪ストーブの外気導入口
本日は、富士市で工事中の薪ストーブのあるお宅から。
私は、
難しいことをいろいろ考えながら書類の山に埋もれる社長としての仕事より、
図面書いたり現場で職人にちょっかい出したりしている方がずっと好きなので、
ちょこちょこと現場に出て進捗状況を見ておりますが、
ちょっと油断したすきに、社員大工の宮崎に階段を作られてしまいました。
秀吉の一夜城と言うか、
夏目ちゃんの結婚というか、
ガッキーの結婚というか、
ザッキー(宮崎)の階段、か。
で、階段のチェック。
でも、私の代わりに、ちびっこ監督が確認してくれてありました。
カントク、お疲れ様っす。
さて、ちびっこ監督が気付かなかった所をご紹介。
階段の裏には薪ストーブの空気口があります。
階段の吹抜け部分に薪ストーブを設置するのですが、
こんなイメージ。
薪ストーブは燃焼すると、空気が煙突から出てゆきます。
出てった分はどっかから入ってこないといけません。
住宅の気密性が高いと、予定外のところから空気を引っ張ってこようとしてしまい、特にドラフトの弱い着火時や、とろ火で燃焼させている際に、上手に燃えてくれません。
そこで、このように、巻ストーブ専用の吸気経路を設けるわけです。
ちびっこ監督も知らないところで、色々考えられています。
そんなちょっとした工夫が現場にはいっぱい。
というわけで構造見学会へどーぞ。
2021年05月21日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。