青雲の志
本日も昨日に引き続き、富士宮市の新築注文住宅の現場からです。
昨日、
こんな写真を載せたのには訳がありまして。
業界紙の日経ホームビルダーの記者が、マクスの自社での基礎工事の取り組みの取材に来てくださったので、マクスのチームの写真を撮っておいたのです。
(監督の城内が変顔してるのでカットだろな…)
それはさておき、
昨日書かせていただいた通り、コンクリートを打設する際に、底盤と立上り部分を一体で打設したため、翌日のこの日には打設時の振れ止めも全て取り払い、基礎工事がほぼ完了。
なかなか素早いです。
まぁ、奥に見える大手プレハブハウスメーカーさんたちの家には、スピードではかないません…。
隣の芝は青い。
けれど、工期で負けても、そして会社規模では全く歯が立たなくても、
「家づくりそのものでは負けないぞ!」「どこにも!」
と、青雲の志、でございます。
完成した基礎を見ると、外周部は、薄浅葱色。
これは、断熱材のスタイロフォーム。
厚さは5cmですが、いつもの仕様は10cmなので、後で大工たちが、もう5cm足します。
使用している鋼製型枠の仕様が5cmまでしか無いので、仕方なく後施工です。
ちなみに、後の建物もマクスの施工。
偶然にも、別々のお客様が隣り合った土地を購入され、2棟並んでマクスの家が並びます。
青空のもと、2棟並んで完成した凛とした木の家、そんな青写真を描いております。
後の家も、薄浅葱色。
これは、同じスタイロフォームブランドのウェザーメイトプラスという一方向性透湿防水シート。
普通の透湿防水シートとはわけが違います。
現在はアメリカのみの販売なので輸入品です。
藍色の空調服を来ている社員大工の宮崎(左)と、群青色の空調服の原田(右)が行っているのは、レベラーという、基礎の天端を水平に仕上げるもの。
基礎の天端がまっ平らでないと、上棟した時に建物が水平になりません。
そんな事になったら、みんなの顔が真っ青になりますから、ここは慎重に。
ちなみに、右側の材料は、桧の土台。
水浅葱色なのは、シロアリ防止にホウ酸処理をした際に、施工箇所が分かるように色粉で染めているためです。
しっかし、暑いです。
いくら空調服を来ているとはいえ、この暑さ。
熱中症が心配です。
大好きな夏目ちゃんが出ている今朝の「あさチャン」で、熱中症で気絶して突然倒れた方の映像を見ましたが、恐ろしいですね。
青菜に塩、みたいな状態になる前に、適度な休憩と水分補給を取りつつ、上棟への準備は着々と進行中です。
と、青でまとめてみましたが、まぁ、たいして上手くもなかった…。
2020年08月20日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。