階段に無垢の鉄棒パイプの手すり
本日も昨日に引き続き、伊豆の国市の堀部安嗣建築設計事務所の設計の住宅、からでございます。
現場監督の城内が何やらトレーニング中???
いえ、トレーニングではないのですが、これ、パイプではなく、中身の詰まった無垢の鉄の棒なので、かなり重いです。
鍛冶屋で図面から作ったものです。
そうです。階段の手摺です。
社員大工の宮崎が、取り付ける前の準備中。
細かい作業は頭の上にメガネを載せないといけません。
理由は、お年頃なので内緒ですが、そうしないと見えないやーつです。
端部が壁に直接刺さっています。
周辺部分だけは、体重がかかった時にでも、めり込まないように、裏が合板の、丈夫な下地材を使っています。
中間部は、細いブラケット(持ち出しの腕)が、やはり壁に直接刺さっています。
これは、「施工方法は知恵を貸してください」と甘えてきた担当所員のヨシクンのために、私が考えて施工図を書いて鍛冶屋に指示したものです。
汚いですけど、パソコンで書いたCADの図面と違い、大事なところのみを分かるように描く手書きの図を、昔の職人ほど好みますし、間違いがないのです。
壁の裏側で監督の城内が、これでもかってくらい力を入れて固定しています。
ボルトを加工してブラケットにしたり、鉄の棒の断面にボルトを差し込んだり、見た目より結構難しいことやってます。
あ…
昨日書いたばっかりでした。
「これくらい、なぁーんにも難しくないです、屁の河童です。」
2020年06月05日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。