左官修行終了
新人社員大工の原田が、栃木県の施設での一ヶ月間の合宿修行から帰ってまいりました。
行きは新幹線で行かせましたが、私も研修の様子を見たかったので、卒業の前日、那須塩原まで車で迎えに行ってきました。
良く言えば、とってものどか。悪く言えば、なぁーんもねぇ!
この日は記録的な暖かさでしたが、さぞや寒かったろうなぁ…。
ちょうど、最後の試験の最中でした。
ストップウォッチで厳正に時間を図り、ミスは何個以内、としっかり検査されます。
すでに最終試験は、何回か落ちているそう…。
昨年末に入社した原田ですが、親子ほど違う年齢差。
正直、最初は頼りなく感じたものですが、一ヶ月間の厳しい修行を積んだ原田は、見違えるように逞しくなり、もはや、「社員大工見習い」ではなく、立派な「社員左官」のレベルです。
毎日施設から研修の様子が動画で送られてきていましたが、実際の様子を目の前で見ると、
「こんな寒いところで、知り合いが一人もいない中で、よぉく頑張ったなぁ…」
と、まさに子供を見る親の目。
なんだかものすごく感動してしまいました。
このように多くの工程ごとの課題試験があり、それをクリアしてゆかないと次に進めないシステム。
原田からは、私がビジネスホテルに戻ったあとLINEで報告があり、見事に全行程の試験をクリア、めでたく卒業!となりました。
卒業証書の授与。
そして、講師陣からのメッセージ。
講師の先生から、
「辛いときこそ、その仕事を好きになって!好きだったら必ず乗り越えられるから!」
という餞の言葉に、一日も研修していない私の方が泣きそうになりました(笑)。
そして、スタッフ全員で卒業祝いの焼き肉へ!
原田には特別に、「シャトーブリアン」をオーダーしちゃいました。
他のスタッフ全員が「一口くれ!」と狙っている…(笑)。
いやぁ…よく頑張った!
がんばった分、肉がしみたようです(笑)。
そしてもう一つ、会社から卒業祝いにプレゼント。
先月出張で高松に行ったのですが、高松は昔から、左官のコテの生産地として有名です。
ホームセンターに売っているような量産品ではなく、職人の一品生産の手作りのコテを買ってありまして、それをプレゼントしました。
社員左官兼社員大工の原田を、今後とも宜しくお願いします!
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。