アクリルの床
沼津市の新築注文住宅現場からです。
キッチンとなる部分の床を施工中の社員大工の丸山と、その施工の様子を眺める設計の祭ちゃん。
こちらのお宅は沼津市の住宅密集地にあり、無計画に窓を作っても、
「見えるのは隣の家の壁だけ」
だったり、
「全く明るくない窓」
だったりする上、準防火地域のため、法外に値段の高い(個人的感想)準防火地域対応のサッシを使わなければなりません。
ですから、窓は必要最低限に計画しました。
ですが、
「高いところにある窓は、室内の熱気を逃がす」
のは、こういった住宅密集地でも有効ですので、
採光が可能な、吹き抜け上部の北側の窓から、下のキッチンに明るさを届けたいと考えました。
そこで、上の写真の部分、キッチン上の渡り廊下的な部分なのですが、その床を、厚手のアクリルにし…
このように、下のキッチンに明るさを届けよう、と設計した次第です。
(あ、色はわかりやすく部材で変えてあるだけで、こんなエキセントリックに塗ったりしません)
さて、完成したキッチンで、このアクリルの床がどの程度効いてくるか???
それは完成したときのお楽しみです。
2020年02月13日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。