住宅に気密性が必要な理由
本日も、富士市の注文住宅の現場、片流れの屋根の方のお宅からです。
断熱材の施工風景です。
三角の部分は、制振ダンパーです。
断熱欠損にならないように、最後は発泡ウレタンで。
ちなみに、
【制振ダンパー】=【入っていれば強い】
ではないと思います。
装置のイメージではなく、しっかりした構造計算と正しい素材と施工、それがあった上でのプラスアルファで制振装置、だと思います。
で、本日は制振ダンパーではなく、断熱・気密の話。
断熱と気密はセットです。
高断熱中気密、なんて言葉はオカルトのたぐいです。
気密性が低い
↓
壁の中など、意図しない所で空気が移動しやすい
↓
特に冬、室内の温かい空気は、室外の温度が低い方に流れたい(物理法則)
↓
特に冬、壁の室内側と室外側では温度が大きく違う
↓
暖かい空気が室外に流れる際に、露点に達し結露する
↓
壁の中の結露がなかなか抜けることが出来ない
↓
春になるとカビやダニが発生
↓
家族の健康に悪い
↓
カビだけでなく、腐朽菌も発生
↓
健康だけでなく、家も腐る
だから、気密性が大事、なのです。
そんな断熱性も気密性も良い住宅の見学会でございます。
今週の日曜日です。まだまだご予約お待ちしております!
2018年12月06日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。