和歌山の「びおハウスH」
先月の出張で見てきた素敵なお家のご紹介を忘れておりましたので、本日は和歌山のモデルハウスをご紹介します。
町の工務店ネットの勉強会に、富山から修行中の御曹司沢本勇太と行ってきました。
こちらのモデルハウスは、和歌山県の和秋建設さんが、建築家の半田雅俊氏考案の「びおハウスH」に取り組んだものです。
ちなみに、「びおハウスH」のHは、半田先生がエッチなのではなく、HandaのH。
半田先生は、かのフランク・ロイド・ライトの設計事務所兼建築学校のタリアセンで学んだという、私からすると生きる伝説みたいな経歴の先生ですが、とぉーっても気さくな方なのです。
「すまいマガジンびお」にて、「ライトに学ぶビンテージな家づくり」というコラムは、とても面白くてためになりますよ。
そんな「びおハウスH」ですが、以前、新潟のHや、島根のH、神戸のH、も見せていただきましたが、
「ん?今回のHは、なんかちょっと、今までと違うぞ…」
という匂いがプンプン(笑)。
本日のブログは、私がツボに感じた部分を、スタッフに見せて共有、という感じに書かせていただきます。
Hは必ず耐震3なのに、この屋根の薄さ。水平構面が…なるほど。
玄関部に切りこみがない、立上りが一周するベタ基礎。シロアリと雨仕舞を考え…なるほど。
リビングと和室のつながり。障子と鴨居…なるほど。
現代風の床の間が凸る。床下エアコンも…なるほど。
一階は階段の下のトイレ。トイレの換気扇は…なるほど。
そのトイレの配管隠しとガルバの縦樋との取り合い…なるほど。
吹抜けと家族スペース。
絶妙な高さと窓の位置関係…なるほど。
うーん、いちいち納得。
でも上の写真、右奥の二人、どっちが勇太だ…???
うーん、納得できん!
手すりとテーブル。Jパネルの使い方…なるほど。
大変勉強になりました。
和秋建設の皆さん、半田さん、ありがとうございました!
宿にて。
手前、地島、その左は沖ノ島、奥に霞むのは淡路島。
それにしても静かな海。駿河湾とはぜんぜん違う…。釣りしたい…。
いかん!いかん! お仕事お仕事!
いよいよ今月20日は完成見学会!
みなさんも、「なるほど!」体験をぜひ。
今回は、完成1軒とお住まいの2軒を回るバスツアーでございます。
下記にて、ご予約承り中です!
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。