モルタル下地の養生期間
またまた本日も引き続き、静岡県小山町の新築注文住宅現場から。
 自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
昨日のシックイのモルタル下地の補足に。
こちらのお宅はご覧の通り、

腰壁に、いつもの燃えない処理が施されたウエスタンレッドシーダー。
 その上が高知産のシックイ。
漆喰の白と、グレーに塗ったレッドシダーが、いい感じに仕上がってくれるはずです。
で、もう少しここの場所の時間を巻き戻しますと、

こんな感じ。
 腰壁のレッドシダーは防腐塗装がされる前。
そして、モルタル下地の、更にその下地の「木摺り」とか「アラシ」とか言われる部分が見えます。
この木の下地に防水紙を貼り、メタルラスと呼ぶ金網を張り、そして、昨日のモルタル下地です。
で、それからシックイとなるのですが、シックイを塗る前に、このモルタルを十分に乾かさなければいけません。
モルタルは、宿命として乾燥収縮するので、その際に微細なヒビ(髪の毛のように細いのでヘアークラックと言います)が出来ます。

それがこれ。
 ヘアークラックは、防水上も問題ないこととされていますが、やはり美観を損ねるのも事実。
そこで、2,3週間、十分に乾燥させ、ヘアークラックを出し切って、漆喰塗りに入ります。
 この辺が、湿式工法の工期が縮められない部分。
 マクスの家の泣き所です。
でも、やっぱり、じっくり丁寧に建てたいですよね。
2018年04月12日
Post by 株式会社 macs
About Me

            鈴木克彦
            株式会社マクス 代表取締役
          
          生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。
 
   
  








 
						 
					 
				 
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
							 
							 
							 
							 
						 
						 
						

