ガルバと木のベランダ
久しぶりに三島市の新築住宅現場からです。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
足場が取れて、全容が見えるようになりました。
今回は外壁に、奥さんが夢だった白いガルバリウムを採用。
白いガルバの外壁って、私もやったことがないので、汚れがどうなんだろう?
と心配もしましたが、外壁の職人とも綿密に打合せをして納まりを検討しましたので、きっと大丈夫!(のはずだ!…数年後にまたレポートします)。
ただの白一色だとノッペリしてしまうと思うのですが、ベランダとウッドデッキに木のフェンスが入ると、コントラストが出て、いい感じになりました。
マクスの定番なのですが、一階のウッドデッキには、前がすぐに通路なので、ベンチと背もたれをしつらえます。
これで、リビングの前を通る人の視線も気になりません。
だから、ウッドデッキが「使える」。
取ってつけたようなウッドデッキでは、
「大きな掃き出しサッシのカーテンは常にしまっている…」
なんてことに。
(残念ながらとても良く見かけますけど)
そんなデッキを、社員大工の丸山が工事中。
これもマクスの定番ですが、ウッドデッキは大工が加工後、一旦工場へ運び、特殊な釜の中で防腐剤を加圧注入します。
それから塗装して、やっと組立です。
ちょっと写真で解りづらいのですが、木の先端に薬が染み込んでいるのが見て取れます。
加工面は木の繊維が切断されているところなので、使い始めると、雨水が一番染み込みやすく、当然、一番腐りやすい箇所となります。
ですから、その部分に予めたっぷりと防腐剤を染み込ませておくことで、デッキの耐久性が飛躍的に向上するのです。
見えないところに一手間かけると、メンテナンスコストをぐっと抑えることが来でます。
メンテが楽で、長持ちしてこそ、やっぱり「使える」ウッドデッキになるわけです。
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2017年07月27日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。