中古住宅の断熱工事
本日も昨日に引き続き、沼津市のリノベーション現場です。
中古住宅を購入し、入居前に耐震&断熱工事を兼ねたリフォーム工事を行っています。
昨日の耐震工事に続き、本日は断熱工事。
新メンバーの社員大工の吉田が、屋根裏で断熱工事奮闘中です。
汗だくです(笑)。
既存の小屋裏収納庫は、無断熱でした。
今回、マクスで新築でも使っている木質繊維断熱材で断熱補強をしました。
「断熱って、冬は良いかもしれないけど、かえって夏は暑いんじゃない?」
と思うかも知れませんが、そんなことはありません。
夏、人は薄着の方が涼しい。じゃぁ家は…?
人の体温は36℃位ですね。気温は猛暑日で35℃。
対して家は、室温27℃位には抑えたいけど、屋根は晴れれば70℃とか、平気でなります。
家の中でも、家電や照明、調理などで熱が発生しますが、単位面積あたりでは、家よりも人の方が10倍ほど熱を出しています。
だから、人は、その熱を、自分の体温よりは低い空気の方に放熱した方が涼しいから、薄着の方が涼しいです。
でも、家は、室温より遙かに高温の屋根の熱を入れない方が涼しい(暑くならない)。
これが、高断熱の方が暑くない、理由です。
もっとも、窓からの熱の侵入という大問題を考えなければ、高断熱住宅は熱がこもってオーバーヒートするのも事実です。
だから、窓も(が)大事です。
断熱工事も、昨日の耐震工事と同じで、
・その家のウィークポイントになる窓や、
・ヒートショックの危険の高い、浴室や脱衣場、
・工事でついでに出来るところからでもやるのが
良いと思います。
全部いっぺんに、完璧にやるに越したことはありませんが、耐震も断熱も、コストがかかりますから。
(だからこそ、新築では最初にお金かけるべき!)
というわけで、まだ大量の断熱材。
頑張れ吉田!ダイエットだと思って汗をかけ!(笑)
2015年04月10日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。