光井戸の家 ブログ上見学会2
昨日の続きです。
富士宮市で竣工した新築住宅のブログ上見学会です。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
さてさて、このお宅の工事が始まってある時、奥様に、
「我が家も『びおハウス』なんて名前じゃなくて、かっこよく『○○の家』ってのが良かったなー」
とご指摘いただきまして、私、苦笑い…。
そこで、後付けではございますが、この家のシンボルと言いますか、要はこちら…
燦々と降り注ぐ光をたどると…
ロフトの天窓。
まるで光の井戸のように、一階のリビングまでを明るくしてくれます。
だから、光井戸の家(で、どーだ!…笑)。
壁の珪藻土に記された家族の思い出の手形も、天窓から優しく降り注ぐ自然光に照らされています。
光井戸は、光を運ぶだけでなく、反対方向に空気を流してくれます。
空気は熱くなれば軽くなり、上へ上へと運ばれます。
天窓から自然に熱い空気は排出され、その分の空気は、風が無くても窓を開けておけば外から入ってきます。
これを重力換気とか、煙突効果、と言います。
(でも、煙突換気の家、では格好が悪いな…笑)
階段だけでなく、昨日最後にご紹介したリビングの吹き抜けから、
二階のホール、
そしてロフトへと、光の井戸は続きます。
この光井戸のお陰で、明るく風が抜ける快適な室内になりました。
水回り収納も、回遊出来るプランとして、空気だけでなく、導線も流れるように…。
二方向に隣家が迫っていますが、家中明るい家に出来ました。
今回の収納は、収納の工夫大好きな奥様から、私も沢山学ばせて頂けました。
ありがとうございました!
2014年11月19日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。