ケッコーっ!?な地鎮祭
昨日は富士宮市で地鎮祭でした。
富士宮市の場合は、富士山の世界遺産登録で大にぎわいの、富士宮市、富士山本宮浅間大社、通称「浅間さん」。
で、以前も書きましたが、「おめでたい」ので鯛。
テントが緑色なので、色がおかしく写っていますが、新鮮な鯛です。
前回のブログの時の鯛と比べると、向きが逆。
ひもろぎ(中央の神様にお越しいただく榊)の右に置くか左に置くか、神社の流儀によって違います。
でも、神様の方に頭とお腹を向けます。
今回は神主さんが縛ってくれました。
私の縛り方より上手だな…。
等と写真を撮る私と、「何で鯛ばかり撮る?」と不思議がる社員。
「常にブログネタのこと考えとるんじゃい!」と心の中で叫ぶ。
そんな心の声が神主さんが聞こえたのか、色々教えてくれました。
地方によっては(多分海のない地方なんでしょうね)、鯛ではなく、鯉(コイ)の地鎮祭もあるそうで。
「えーっ!」
恥ずかしながら知らなかったのですが、検索してみると結構出てきますね。
お供えする魚は血が流れているのは良くないので、包丁ではしめず、氷で動けなくします。
(ま、スーパーで買ってきたりすれば死んでますけど)
でも、本当は生きてるのが基本なんだそうです。
鯉なんか、神社の池で捕まえてきて、お酒飲まして寝かせとくんだとか…。
すると、祝詞奏上の時にバタバタって(笑)。
で、さらに「えーっ!!」だったのは、海の魚は神様に対してお腹を向け、鯉など川の魚は背を向けるそうです。
ネットで検索すると確かにそうなってますね。
理由は不明です。
さらにさらに、「えーっ!!!」なのは、浅間さんでの祭事では、少し前まで、お供え物は鶏だったそうです。
こちらも殺してはいけないので、泥酔させて縛り上げるとか、うーん、S。
やっぱり途中で暴れ出し、
「コ ケッコーデスネェ?っ!」と。
昔は大変貴重なおご馳走で、そのままみんなで鶏を有り難くいただいたんでしょうね。
まだまだ知らない事って沢山ありますね。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。