外壁は、湿気と漏水を完全に防がなければいけません
本日も三島市の、「自然室温で暮らせる家」を目指す「びおハウス」、木造三階建て現場からでございます。
外壁の下地が見えます。
ヒノキの板が、リズミカルに張られています。
その板は、縦に打ち付けられた桧の板(写真手前左)の上に打ち付けられているのが、お分かりいただけると思います。
写真手前左の板もヒノキなのですが、緑色なのは防虫防腐薬剤処理をされているためです。
この板の厚み(15mm)は、通気層になります。
桧の板の向こうに、空気の通り道があるのがお分かりいただけると思います。
マクスの「びおハウス」の仕様は、室内側から、
1.自然素材100%の珪藻土…調湿性抜群
2.プラスターボード下地…湿気通り抜ける
3.木質繊維断熱材12mm…調湿性有り
4.耐力面材ダイライト12mm…湿気すごく通り抜ける
5.透湿防水シート(写真白)…字の如く湿気通り抜ける
6.桧通気胴縁…ここで湿気を外部へ逃がす
7.桧下地板
8.防水紙…水分通さない
9.メタルラス網
10.モルタル下地…湿気伝わる
11,自然素材100%のオーストリア漆喰…湿気多少伝わる
となっています。
この6番の桧の通気層が、壁内結露やカビを防ぐために、いかに重要かが分かります。
「仕上材が調湿するから」「断熱材が調湿するから」→「通気層は要らない」
では、絶対にないのですね。
仕上げ材が何だろうと、通気層は必須です。
湿気を逃がすのは大事ですが、雨漏りをしないのは、当然基本中の基本。
写真は窓を取りつける前の写真。
緑色の立体成型の樹脂部材にご注目。
来週に続きます。
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2013年08月23日
Post by 株式会社 macs
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。