アジアンな設計事務所3
本日も、先日お邪魔したアジアンな設計事務所『幸建築設計』さんに連れて行っていただいた素敵な建物をご紹介しましょう。
といっても、本日はアジアンな建築ではありません。
アジアンが大好きで、アジアンリゾートに足繁く通う代表の奥野さん。
でも、アジアン以外の建物も素敵に建ててしまうセンスがタダモノではないところです。
そんな建物の一つ、岡崎市の『mado cafe』(マドカフェ)。
カフェのHPにありがちな、「食べ物の写真とメニューとお得情報の羅列」とは全く異なるHPの内容からも感じられますが、一種独特の世界観がそこにはあります。
世の中は広いもので、私は知りませんでしたが、「カフェ好き」「カフェフェチ」というカテゴリーの人達がいらっしゃるそうですね。
そう言った方々には、このマドカフェ、愛知県内外に熱烈なファンがいるそうです。
このカフェについて検索すると、一般の方のブログにいくつも書かれていて、
「うつくしくて、かわいらしくて、おいしくて。そこに行けば笑顔をもらえるカフェ」
「ここで過ごす時間がいつまでも続くように…、大事にしたいカフェです。」
と暖かい言葉がたくさん出てくる。
緑が素敵なお店です。
杉板とシックイの外壁に古材のドアと、それに合わせたエイジング加工のそでのドア。
うーん素敵すぎ。
建築的には、わざと剥がれたようにフェイクを施した左官塗りなど、建築好きの人にはたまらない遊び心満載で、奥野ワールド全開なのですが、「細かすぎて伝わらないものまね」よろしく「こだわりすぎて誰も気付かない」というのが私的にはツボなのでした(爆)。
参考:オープン当時の奥野さんのブログ
私のブログには食べ物ネタは載せない、がポリシーですので(基本何食べても美味しいのであてにならないから)、肝心な料理写真はありませんが、とても美味しくヘルシーなランチでした。
そうそう、今思うと、映画「カモメ食堂」かな、私のイメージでは。
建物の中も素敵なのですが、他のお客様が大勢いらっしゃるのに、でかい広角レンズを付けた一眼レフで写真撮りまくるほどには、私、根性無いので、店内の写真は上記の奥野さんのブログにて。
それにしても、平日なのにとっても混んでいて、私がいる間にも、予約なしで来店した数組の方に頭下げていらっしゃいました。
開店5年だそうですが、このお店も、当初は色々大変だったそう。
でも、自分たちのスタイルを貫き通して地道にファンを増やしていった結果が今の人気店なんでしょうね。
勉強になりました。
岡崎に行ったら是非行ってみましょう!
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。