見学会前追い込み風景もっと小出し-1
富士宮市の 『びおハウス』 ダブルソーラー仕様のお宅、完成見学会まであと10日。
見学会前という事で、本日も、写真を小出し、させていただきます。
本日はこちら。
何をやっているのでしょうか…?
それは、見学会で是非ご確認下さい。
ヒントは、ワンッ!?
うってかわって、こちらは…
こんな部屋あったか…?
そう、ここは屋根裏(小屋裏)。
ただし、ここは居住スペースでも荷物を置いたりする納戸でもありません。
ただの小屋裏空間ですが、パッシブソーラーシステムのメンテナンスや、電気関係のメンテナンスのために、作業用の床を組んであります。
天井に電線が沢山走っているのは、太陽光発電のケーブル。
中央のメタリックな装置は太陽熱利用のパッシブソーラー。
光と熱のダブルソーラーなのは、この一枚でも分かります。
写真に写っている人影は電気職人。
几帳面に最後の結び工事中。
太陽光発電は、オール電化契約で、日中電気代が高いときに発電して売り、深夜電力の電気代が安いときに使う、
から家計に優しいという、トリック。
発電したそばから使ってしまっては、全然元が取れない。
まして、発電した電気を夜使えるわけでもない(高い蓄電池が有れば別ですが)。
今回は、そのあたりの是非は別にして、
もし!
中南海大地震が来て、電気が何日も止まったら…?
太陽さえ出ていれば日中、15アンペアまでなら、今回のお宅では専用コンセントが使えます。
色々な電化製品を同時に使う事は出来ないでしょうが、排他的で有れば炊飯も出来るし、テレビやラジオで情報収集、ケータイやパソコンの充電なども可能。
そしてさらに、配線を工夫して、この非常用コンセントでパッシブソーラーも動くようにしました。
これで、真冬に何日も停電しても、取り敢えず死ぬほど寒くなるような事はない。
一つの危機管理としての意義は大きいかなと思います。
2013年04月09日
Post by 鈴木 克彦
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。