シックイのひび割れ補修
このところ、左官仕事の事を沢山書いております。
 「もう、飽きた…」
 「もう、うんざり…」
 という方、申し訳ございません、私、しつこいんです…。
 というわけで、本日も、左官についてです。
 
 外壁の左官の代表と言えば、やはりマクスではシックイ。
 合成樹脂を含まない自然素材100%のシックイだから、静電気で汚れをくっつけ、自ら汚れてゆく、なんて事もなく、何年経っても美しい白い壁。
 でも、やはり気になるのは小さなひび割れ。
 合成樹脂が入っていないので、
 
 こういう小さなひび割れが発生する事が無いとは言い切れないのも事実。
 で、写真は実際にお施主様のお宅で、そんなヒビが出てしまったところです。
 
 ちなみに、こちらは小さなお子さんが、一人でドアを開けられるようになって、
 「ガツッ」「ガツッ」
 と、ドアを壁にぶつけてしまったところ。
 ま、お子さんはドアが壁に当たると傷付くなんて分かりませんから(笑)。
 というわけで、私がちょこっと補修に行ってきたので、ご紹介致します。
 
 ホースで水を掛けて補修部分を濡らします。
 埃を取り、補修用のペースト状のシックイがなじみやすくなるようにです。
 写真は一回目をやったところ。
 もうかなり目立たなくなりました。
 黄色い矢印の所です。
 よく見るとまだ分かります。
 
 二回目に仕上げ補修(矢印の付いた写真と同じ部位を撮影)。
 綺麗になりました。
 肉眼だと、よく見れば分かるんですけどね。
 
 補修完了。
 
 合成樹脂が入っていないので、小さなひび割れが出る危険は高いのですが、もしヒビが出ても補修はずっと簡単。
 この辺も、自然素材100%のシックイの良さだと思います。
 
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。
 
   
  






 
						 
					 
				 
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
							 
							 
							 
							 
						 
						 
						

