熱と湿気を逃がす屋根
今度の日曜日は、二現場同時構造見学会。
完成見学会は、どの会社で見ても、新品のピカピカなんだからキレイに決まっています。
構造見学会こそ、家づくりの本当の姿を勉強出来る絶好の機会です。
是非ご参加下さい。
というわけで、本日も見学会会場の現場状況をご紹介致します。
本日は屋根。
富士山がキレイ。
って話はどうでも良いのです。
画面中央の左下から右上に伸びている部分が、「棟:むね」と呼ぶ、屋根の一番高い部分。
棟にはよく見ると、スリット状の穴が開いているのが、お分かりいただけると思います。
下は、昨年の現場の「びおハウスM」の屋根下地ですが、
金属屋根の下に通気層(空気が流れる層)が設けてあり、ココの部分の熱い空気は、上記のスリットから排出されるので、熱がこもりません。
小屋裏の熱と湿気もここから逃がす様になっています。
また、二枚目の写真中央、ボコッと出っ張っているのがヒートチムニー。
このヒートチムニーには天窓が付いており、光を採り入れるのと同時に、煙突効果で排熱と同時に、家の中に風の流れを作ります。
この天窓は、リモコンで電動開閉します。
もし、開けている時に雨が降ってくると、センサーで自動的に閉まります。
マニアックな写真ですが、雨センサーがどこに付いているのか、ちょうど現場監督の城内がブログでご紹介しておりますので、こちら(城内ブログ:天窓)もご覧下さい。
詳しくは、構造見学会にて…
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【構造見学会・住まい教室のお知らせ】
2013年01月09日
Post by 鈴木 克彦
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。