木質繊維断熱材の施工
昨日の基礎断熱に引き続き、本日も寒いので断熱のお話しを。
「自然室温で暮らせる家」を目指す、「びおハウス」の、こちらは太陽熱暖房と太陽光発電のダブルソーラー搭載のお宅です。
次世代パッシブソーラーの「そよ風」も搭載していますが、せっかく屋根から暖かい空気を室内に取り込んでも、家自体の断熱性が低かったら、ちっとも温かくなりません。
屋根と壁には、北海道の間伐材から作られる、木質繊維断熱材の密度を60kg/m3に高めた特注品が施工されています。
断熱性が高いのは勿論ですが、木の繊維なので高い調湿性のがあり、高密度なので熱容量が高い。
と書くと難しいのですが、要は、茅葺き屋根のような夏涼しい住宅を目指しているわけです。
(ま、今は冬ですけど…)
茅葺き屋根を例に出したくらいですから、屋根には、この木質繊維断熱材が24cmとぶ厚く入っとります。
壁には12cm。
そして、いくら良い材料を使っても、正しく、丁寧に施工しなければその性能を引き出すことは出来ません。
例えば、この様な斜めの部分にどうせこうするか、とか、
換気口のダクトなど、
隙間無く施工出来ているか、など。
こういうのは、構造見学会でしか分かりません。
構造見学会だと、素人の方でも、何となく丁寧に施工されているな、とか、フィーリングで分かります。
完成見学会だと、ディスプレイやレイアウトやスタッフの対応力など、本来は家と関係ないところで家の善し悪しが判断されてしまいます。一般の方には。
だから、構造見学会の方が大事。
じゃ、いつやるの…?
すみません、まだ詳しい日程決めていません。
来月やります。
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2012年12月12日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。