ウォシュレットの怖いお話
昨日はシロアリの怖いお話でしたが、本日は、トイレのウォシュレットの怖いお話。
こちらのトイレ。
20年ほど経っているとのことですが、キレイに使っているにもかかわらず、謎の現象が起きるとのこと。
写真では、まぁ、なんなんで、汚い絵で恐縮ですが…、
謎の焦げ茶色のシミが、ポタ…と、どこからか落ちるのです。
便器なので、汚物が付いているように見えて余計に汚いのですが、すぐに見つけてブラシで取ろうとすると、ガムのようにブラシにこびり付き、発見が遅れると固くなってしまうという謎の物体。
何だと思いますか?
私は、どこかの部品のパッキンのゴムの劣化、と思ったのですが、節水&防露型の最新のトイレに変更をご提案し、解体してみると…。
同じく、写真は割愛しますが、ウォシュレットの電気部分がショートし、周りのプラスチックを溶かし、それがポタポタと落ちていたのです。
一歩間違えれば火事。
昨日同様早く発見できて良かったです。
一番の原因は、この便器にリフォーム工事をした当時、コンセント付きのアースがなかったので、アースが取れていなかったことです。
昔のトイレには、暖房便座やウォシュレットなんてものながないから、コンセントもない場合が多く、電気だけは何とか隣から引っ張ってきても、アースは無し、何てことがあるんですね。
ただ、時々見かけますが、
【アースの代わりに、水道管にアースを巻き付ける】
これはやってはいけません。
そもそも現在は水道管は塩ビなので、アースなど取れませんが、昔鉄管だった頃、これでアースを取ろうとすると、地中の配管が電食反応で穴が開いて漏水の原因になります。
ご自宅のトイレ、ちゃんとアース取れていますか?確認してみて下さいませ。
2015年06月11日
Post by 株式会社 macs
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。