セルロースファイバー施工
引き続き、静岡市で工事中の、堀部安嗣建築設計事務所の注文住宅の現場からご報告です。
責任施工のメーカーの職人が、はるばる東京から泊まりの出張で来ています。
貼っているのは、不織布(ふしょくふ)です。
不織布とは、繊維(糸)を編むのではなく、繊維を熱・機械的または化学的な作用によって接着または絡み合わせる事で布にしたものものです。
フェルトを想像するとわかりやすいですね。
方向性が無いので千切れたり裂けたりせず、一般に強靭です。
不織布をしっかりと貼った後に、長い掃除機みたいのを突っ込んで、掃除機とは逆に、ホコリを送り込みます。
ホコリと言ったら怒られますね。セルロースファイバーです。
(でも、施工中のホコリもなかなか…)
セルロースファイバーは古紙などから作られるので(つまり元が木の繊維)、吸放湿性に優れますが、最大の弱点として、時間が経つと自重で徐々に沈下し、隙間が出来るという問題があります。
この問題を解決するために、セルロースファイバーに、麻の繊維を均一配合する事により、ファイバーの荷重を支え、沈下を防止させる事を日本で初めて可能としたメーカーなんだそうです。
(株式会社マツナガ談)
外に駐めたトラックから、セルロースファイバーが空気で圧送されます。
60kg/m3の高密度で、21cm、パッツンパッツンに詰め込まれました。
こちらは二階。
指差すのはダウンライトが入る所。
しっかり施工すると、雨音も気にならず、なにより、夏、屋根が暑くないのです。
断熱性は、快適性と直結し、同時に、冷暖房費を削減するので、経済性にもモロに効いてきます。
高断熱住宅では、薪ストーブの薪も少なくてすみますが、真冬でも、シャツ一枚でアイス食べたかったら、ちゃんと薪割りに来ること!(笑)
2019年の薪割りスケジュール 参加日をご連絡くださいね。
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